セクシャルマイノリティについて その2
ご存知の方は、もういいよとなるかと思うし、私も詳しくはないので(間違ってたら失礼!)詳細を書かれてる方やネットに任せたい。
①両性(男性でもあり女性でもある)
②中性(男性と女性の中間)
③無性(どちらでもない)
④不定性(性自認が流動的)
と、あるようだ。私の場合は②と④に当てはまる。ノンバイナリーとも厳密には違ったりと説明し出すとどうも長くなる。
また、セクシャルマイノリティと云っても、同性愛とは限らない。
LGBTQ+のうち、LGBは恋愛対象だが、TQ+は性自認の問題になる。
私はそのうち、Tだと思っていた。
GIDとの診断をされたこともあったので、MtFのレズビアンということになるのかと思いつつも、それにしては何か違うような……性別迷子っぽいからQかなと思ったりしていた。
そう思っていたところ、Xジェンダーというもの知って、ひとつストンと腑に落ちたのは確かだった。
でも、LGBTQのQ、クエスチョニングかもしれない。
またQは、クィアとも読み意味も違う。ウィリアム・バロウズの著書でも馴染みのある言葉だ。
自分て、発達障害だよな……と思い検査を受けたこともあった。
結果は、少しはそういう傾向もあるものの、過集中持ちだとかはあってもHSPではないかとのことだった。
診断基準を満たしてはいなかった。
ウェクスラー知能検査の結果をプリントアウトしてもらい、IQの全検査のグラフを見てみて、傾向出てるじゃないかと思ったが、そんなのは診断の参考程度にしかならないという話だ。
(少し驚かれるかもしれないが、IQ検査のグラフに全く傾向が表れない発達障害というケースもあると臨床心理士から聴いた)
そんなこともあり、まだセクシャルマイノリティについても不勉強で、自分ではXジェンダーと思っていても違ってたりするのかもしれない。
(障害ではないから、医師が決めるこもでもないけど)
私は、これまでセクシャルマイノリティの人では、半分レズだと言う友人くらいしか居なかったので、解らないことも多い。
私は昭和生まれなので、まだそういうのが無かった。ちなみに発達障害も自閉症ただひとつしか無い時代だ。ゲイすらタブーで精神疾患扱い。
現在のような寛容な時代ではなかったということもあり、思春期に入ってから結構辛い思いもした。
物心ついた時から、もう性自認がおかしかったが。
私自身は、男でありたいという気持ちが強かったけど、何かと女の子として扱われてしまうことが多かった。
いや、両親のことは尊敬してるし、環境のせいにもしたくない。誰も悪くはなかった。
たまたまというだけで、運みたいなものだろう。
(私の生い立ちについては、出来るだけクローズのままにしておきたい)
見た目も、30過ぎても女性と勘違いされることが多かったくらいで、特に第二次性徴期の頃なんか女の子にしか見えなかったと思う。
しかも、私の場合、第二次性徴が著しく遅かった。
隣りに住んでた人が私のことを何年も女の子だと思っていたといった勘違いエピソードはザラにある。
そんな一方で、女の子のお洋服に憧れてたりなどアンビバレントな思いも抱えてて、説明するのも難しい。
男でありたいのだが、もっと心の深いところに女でありたいという気持ちも根付いてしまい、度々、女でありたい気持ちに侵蝕されてしまうような感じだ。
思春期の頃は、それが恐怖だった。不安で怯える日々だった。
そこが、私のおかしい特殊なところで、そういったケースという方は他にもあるのだろうか。
(高校の頃にその恐怖感からは解放されました)
※ 私はこれまで、本当にごく親しい人にしか、カミングアウトしてこなかった。
これからも、そうそうしないと思う。
LGBTってのに、そんなの単なるレッテルなんじゃないのかとか、もひとつ懐疑的なところもあるの確かで……。
そっちにもコミットして来なかった。
随分と寛容な社会になったと言っても、またそれで様々な弊害も生じるんじゃないかと。
そりゃ、セクシャルマイノリティにだって、ヘンタイ性犯罪者はいるだろう。
フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で書かれていた通り、人間と区別出来ないような、より精巧に造られたアンドロイドというのは、良いヤツもいれば悪いヤツもいる。人間と同じように──という感じで。
私自身も苦しんできた事実もあるので、自称セクシャルマイノリティだとも思われたくないというのもある。
取り敢えず、ムズカシイ話はここで、置いておく。ツイッターなどでそんな論争もあるようだが、粘着質な面倒な人が多いSNSというのもあり、私は知らんというスタンスを取っている。
(つくづくセンシティブで書きに難い……)
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