第4話

ミノタウロスの死体が消え、魔石が出てくるのと 同時に魔法陣が出てくる。


「これで地上に戻れるのか…?」


びびりながらも魔法陣に入ると、無事地上へ戻って来れた。


魔石を売りにギルドに戻ってきた。


「魔石売りたいんですけど。」

「はいぃ!今回はどれ位の量を…ってそれ!」

「これはミノタウロスの魔石ですけど…?」

「ミノタウロスの魔石!?」

「はい、それで査定して欲しいんですけど…」

「す、すぐに終わらせますぅー!」


めっちゃびびってたな…

なんかあったのかな受付嬢さん。


「君がアイダ君だね、少し話があるんだ、着いてきて貰えるかな?」


何か急にイケメン出てきたんだけど…


「え?まぁ良いですけど…」


同意したらギルドの部屋に案内されたけど殺されたりしない?大丈夫?


「僕はここ、王都ギルドのギルドマスターである

アリシアだ、よろしく。」

「よろしくお願いします…」


「アイダ君、話というのは君があの魔石をどこで手に入れたかだ、もちろん話してくれるよね…?」

「え?ダンジョンですけど…」

「…ダンジョンは今立入禁止だよ。」


あっ、あの看板ってそういう?

…いや、ちゃうねん、まさか立入禁止の看板だけとは思わんやん?


「…やっぱ今のなしで。」

「へぇ、立入禁止のダンジョンに潜ったんだぁ…

へぇー、ところで僕、今困ってる事があってね…」

「やります。」


卑怯やぞ!こんなん断れんやんけ!


「いやー助かるなぁ!で、困ってる事はゴブリンの異常繁殖、このままだと街に被害が出ちゃいそうでね。」


何だ俺の得意分野か…

ゴブリンの討伐とかwwwww


いやーこの程度で許されるとは…

早速森に行ってゴブリン大量に討伐しますか!

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