第3話
あれから数日、ギルドに通っていると、面白い話が聞こえてきた。
その話とは近くのダンジョンの封鎖が解除され
ダンジョンに再び潜れるようになる、というもの。
ダンジョン…気になるよなぁ!
なのでダンジョンの場所や出てくる魔物などなど…
いろんな事をギルドで聞いてきた。
色々聞いてきたので早速ダンジョンへ行こう!
なんか看板があるけど確認は後だ後!
ダンジョン攻略の時間だ!
ーーー
ここどこぉ?
俺、もしかしなくても迷子?
こんな魔物だらけの場所で?
食料も無く?一人で?
…やばくね?
どうする?どうしよう…
ん?この扉は?下への道はもう要らないんだけど…
ってそうだ!思い出した!これボス部屋への扉だ。
…ラノベだとボスを倒すと地上に戻れるよな。
ボス、倒すか。
扉の先に佇んでいたのはミノタウロス。
さて、と。
なんでミノタウロスがここに?
ここのボスはオークだって聞いてたんだが?
話とちげぇ!
流石にミノタウロスは無理!
畜生!死にたくねぇー!
ーーーーーーー
アホらしい内心とは裏腹に華麗な剣術でミノタウロスを追い詰めているがミノタウロスの攻撃を喰らえばほぼ即死、しかも攻撃がほぼ通らないとなれば
形勢はむしろ不利。
(ヤバい、このままだと死ぬぞ俺。)
(つーかこいつ体硬すぎだろ、剣ほぼ通らねーぞ)
一瞬考えに気を取られる。ハッと気を取り直すと
既にミノタウロスが腕を振りかぶっている。
(あ、油断した。)(やばいやばいやばいやばい!)(やらかした…)(死ぬ!!!)
思考が加速する、色々な思考が脳裏をよぎる
ただ、最終的に辿り着いた結論は…
(死んでたまるか!)
割とアホな結論だった。
だがその瞬間身体に異変が起きる。
身体が軽い、攻撃を簡単に受け流せる。
(あ、行けるな。)
謎の確信を持って放たれた一閃はミノタウロスの首を真っ二つにした。
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