ごきげんよう、汽車はあの後何のトラブルもなく宮殿についたのですね、良かったです。
このエピソードで気になるのは、無意識のうちにカギ娘ちゃんを翻弄し頬っぺたを朱に染めさせるグレアムくんとその様子をニヤニヤと見守る騎士団長……。
いえ、違いますね(恋愛脳の私はそちらも気になるのですが)。
プリンセスの位置情報を報せる魔畜の故障にも見えた不可解な動きとベールを上げないプリンセス。
単純に考えると、プリンセスを装い(プリンセスを騙っている、もしくは、他のプリンセスに成りすましている)それが後継女王でないと石に拒否されている、となるのでしょうが、そうは単純には済まないでしょうし、ううん。
加えて、汽車旅の道中でのカギ娘ちゃんの田舎町を眺めながらの感慨。
各王国から集まったプリンセスの動機がここに隠されているような気がしますね。
って、これはきっと、カギ娘ちゃんの語った感慨が、まるで横溝正史さんの金田一シリーズを通して横たわる、封建制度の暗い因習が息づく閉鎖された田舎の集落で起こる事件を思わせるから、それに影響されているだけかもしれません(私、チョロいですね)。
作者からの返信
ごきげんよう、いやー、さすがしのぶ様! ベールを上げない、懐中時計、どちらも大事です。そしてリシャールの子孫を謳いながら法を笠にきるあたりも……? 言いすぎたかな。
グレアムくんについても気を回してくれて嬉しいです! 無意識にほおを染めさせる。その辺りの情報に次章以降のヒントがあったり……?
恋愛脳大事ですよ! 恋って素敵ですからね。
そして金田一的な視点にも気づいてくれて嬉しいです。封建的な体制、そこ、大事です。
いつも丁寧に読んでくださって嬉しいです。ありがとうございます!
プリンセスは顔が見えない……
声も魔畜で加工が可能……🤔
作者からの返信
中身が入れ替わってるかもですね。
問題は誰がどう入れ替わっているのか……。