第2話

 ゼウス達は時空の捻れみたいな所を漁りだし、漁って出てきたものは孝の方へとどんどん投げられる。中には勝手に空を飛ぶ何かの翼、ゲームなどでよく見るAK-47やRPG等の銃火器、漫画に出てくる玉や果実まで…そんなものを孝が見ている中、オーディンが探していたものを見つけたようだ。




「お!あったあった。ゼウス~イザナギ~!あったぞ~」




「おぉ!なら始めるぞ。孝、少しじっとしておれ」




 ゼウスにそう言われた孝はその場にじっとした。そしてゼウス達は何かの結晶を孝の周りに六つ置き、それが全て入るように円を書いた。「まるで儀式のようだ」…そう思った孝だが、ゼウス達が何かを言いながら手を前にに突き出しているのを気付くと同時に、円が光り始め、結晶はそれぞれ二本の光の線で別の結晶と繋がり、六芒星が浮かび上がっていた。それに対して孝は動揺を隠せなかった。




「え…ゼウス、何だこれは?少し怖いのだが…俺、死ぬんか?死ぬのは嫌だぞ」




「フッ…そんな心配せんでも大丈夫だぞ。少し今から俺達でお主に力を与える。℘₹₵₪₠¢₡$٣٨٢٩ⅹ₄²$&%ТРУЕКЙШШУЮД...」




 ゼウスは不思議な呪文を唱え始めたと思ったら、今までに感じたことのない何・か・が体に入ってくるのを孝は感じていた。ゼウス達の詠唱が終わり、孝が能力情報を見ようとするとその前に体が光り始め、体が透明になっていくのがわかった。




「孝よ、そろそろ時間だ。実はお主にはそのうちやって貰わねばいけないことがある。それを伝える日までお別れだ。だが、なんとなく呼べば反応できる時があるから何かあればここの誰かの名前を呼べ。分かったな?では去らばだ」




「え、このじいさん強引すぎない?勝手に呼んで、勝手に何か掛けて、勝手にさよならとか、神じゃなきゃ殴るわ」と思いながらも、笑って孝は空間から消えた。


Ⅱ ►►







「おい、こうなる事は分かってたのか?」




 孝は3人を正座させて、最初ゼウスに詰め寄った。孝の顔は怒っているようにも、笑っているようにも見えた。少しして、ゼウスは少し声を震わせながら話し始めた。




「す、少しは異質に見られるのは分かっていたが、ここまでとは…で、でもな!俺たt「あ"?」…ナンデモナイデス…」




「一応だが、他二人は?」




 オーディンとイザナギは荒ぶるように首を横に振った。神達は、明らかに孝の怒りに圧倒されてた。全員とも妻が強いからか、こういう圧には弱いのだろう。そう思った孝は怒る気が失せていた。




「はぁ...お前ら、もう立って良いぞ。怒る気が失せたから。それで、今回はなぜ呼んだ?これだけなら殴るけど」




そう孝が言うと、ゼウス達は一瞬キョトンとしていたが、少し額に冷や汗をかいた顔を引き締めて説明を始めた。




「あ、あぁ。今回呼んだのは、お前の能力情報についてとやって貰うことについてだ。まず、お前には隠し能力があって、それは前回付けたものだ。{隠避lv.MAX:主の特定の情報を隠せる}これで他の隠し能力が隠せていたんだ。これは、俺が渡した時に初期設定しておいた。でないと、あういう王に悪用されるからな」




 ゼウス達は間接的にしか人の世に関われないため、実際に動くことになる孝が異世界勇者の軍事利用の時に重要視されるのを避けようと思ったのだろう。だがそうしたが為に、孝を追放するという事態が起きてしまった。そう考えた孝がゼウスの方を見ると、以前の覇気が全く感じられない程の悲しい顔になっていた。孝が推理している間に懺悔でもしていたのだろうか。昔のネット掲示板でよく使われたしょぼん顔にそっくりだった。そんな中で次に説明を始めたのは、オーディンだった。




「儂が当てたのは、{成長速度上昇lv.100:主の力を伸ばし強くする為、主の身体を成長しやすく、強靭な肉体へと変えさせる}というものじゃ。儂は戦いの神でもあるから、お主の成長しやすい身体にするのは簡単だったぞ。まあ、見た目じゃわからないから大丈夫じゃ」




 最後の言葉で軽く「ひょろい」と言われたように感じた孝と、「自分のは追放に繋がらない」と言われたように感じたゼウスの色は燃え尽きた様な灰色に見える。そんな孝達を慈愛の目で見ていたイザナギが話し出した。




「えーと、僕からは、{想造魔法lv.500:lvにと消費魔力に見合うモノを作れる}です。僕も島を作り出したりしていたので、この能力を与えるのは簡単でした。それと貴方の方の世界の文明と異世界の魔法は混ぜらるだろうと思い...」




「そうだな。あと隠避なしの能力情報を出していいか?」




「あ、称号とかの方の説明もまだあるから。とりあえず...えいっ!」




 府抜けたゼウスの声で、孝の能力情報が勝手に浮かんだ




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〔名前〕田中 孝




〔職業〕普通神




〔素質〕lv100(1900000) ATK普通 DFC普通 SPD普通 MP普通




〔能力〕肉体強化:Lv1 格闘:Lv1 想造魔法:lv500 




〔技能〕普通化


         {詳細}思いし理がどんなものも普通と化す。それは敵味方関系なく、与えられし者はその‘概念’からは逃げられない。


          隠避(lv:Max)


          {詳細}隠したいと願いし概念、知らぬ者から包み隠す。


         成長速度上昇(lv:100)


         {詳細}主の力を伸ばし強くする為、主の身体を成長しやすく強靭な肉体へと変えさせる




〔称号〕 世界を渡りし者 神人勇者 ‘普通’の概念 (主神)神々の父の加護 


     (主神)戦いと死の神の加護 倭国最初の神の加護 


     人神級普通神(神ランク:A)


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「とりあえずこれが本来の能力情ほ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!?!え?!どういうことだよ!」いや、落ち着k「何で俺の称号に神が」だから落ちt「もう平和に過ごしたいのにぃ...これからどうしよう、人じゃなくこの空間にいなきゃいけないのか?いや、この状態で城に行ったんだし大丈夫k」一回止まれぇぇぇぇぇ!!!!」




「ゴフッ‼」




 孝がパニくって白い空間を走り出したが、無理もないだろう。急に「お前は神だぞ!」と言われたようなもんだ。むしろパニックにならない人間は修行でも積んでいるのだろうか。孝はずっと暴れ回ったが、話を遮られたゼウスが走る孝にラリアットを食らわせ、孝は正気に戻った。




「...とりあえず説明するぞ。加護はわかると思うから{人神級普通神}について話す」




「ハイ」




「{人神級普通神}とは、まず神の誕生について話す。神の誕生には3種類程あるが、1つ目は生物の理道理の、‘繁殖による誕生’だな。神話本を読んでいるだろうからわかると思うが、神にも親や兄弟、子供等がいるな。俺だと、兄のポセイドンとかだな。2つ目は旧文明や宗教のような‘人々の支持で人が神と呼ばれるようになる’というのだな。例えばイエスとかは、人々に支持されていたのが知られているな。最後に知られていない3つ目だ。それは、‘神が人に神の地位と名を与える’ということだ。お主の場合は我々が見つけた人の魂で‘神の名’を与えるに等しいと思ったのだ。『知られていない末席』...『普通神』にな」




 ゼウスの『普通神』というワードを発する時のゼウス達3人の顔を見て、孝にもゼウス達の気持ちが伝わっているようだった。そうそれは深くて、宝が沈んでいて、でも足枷が付き、本当に大・切・な・何・か・が・な・い・ようだった。そしてぽつり、ぽつりとある者の話をされた。


...


..


.






‘ミケ’はとても良い神だった。その優しさはまるで、『永遠の親友』と話すようだった。




 その世界にどこまでも広がる海、永遠の刻の中を空飛ぶ島々。地球という星や、その平行世界の文化や言い伝えの集まるこの街、幻神都市『オンリジナム』。貴方達の知る地球やその平行世界をも管理し、違う平行世界へと渡れるその街には、神話や聖書等に出てくる神や生物が住んでいる。そこには1人のお人好しな神が住んでいた。




「おじさーん、ミケです~。手伝うことありますか~」




少しがたいの良い青年が、ある世界に住む畑に囲まれた木で出来た丈夫そうな家に訪ねに来ていた。




「あぁ、ミケ君。今日は大丈夫だぜ~いつもありがとな。あ!そういえばこの間の本、どうだった?」




「良かったですよ!でもあそこが…」




「なるほど…ありがとな!」




 青年はそのおっさんの趣味で書いた本の感想や改善点を話した。その姿を見た俺は、2人が昔から仲のよい何でも言い合える友人のように見えた。話が終わり帰る青年を見ると動物達が、まるで家族と共に帰るような、そんな雰囲気だった。その青年の名はミケ。オンリジナムの民である皆の中心に立つような青年だった。




「お?ミケ!今日のイチオシやるよ!」


「ミケやん、この間のうちの子こと、ありがとう...今度礼するわ」


「ミケちゃん、ちょっと困ってるんけど...聞いてもらえる?」




 どこを歩いてもミケは話しかけられる。彼の周りには自然とどんなものでも集まった。神話の壁や生物の壁等関係なく、ありとあらゆる者の相談を聞いたり、平穏を保つため、時には戦うこともあった。けれど悪神でも憎めないような『みんなの親友』みたいな方だったな。そんな彼がいたからもあるだろう。人や神が世界を旅し、分かち合い、すれ違い、歴史を刻んでいったのは。


 けれどそんな中で起きた...神ですら掛かれば危ない『死の病』の伝染病が




 どんなものにも対義するものは存在する。‘陽‘と’陰’、‘生‘と’死’のようなものだ。神というものにもその概念は存在した。特別神‘ペクル’。その神はミケ共に生まれてきた神、いわゆる双子だ。二人は特殊な生まれであり、世界の始まりとなる混沌カオス等と同等の存在、つまり‘無から生まれし存在’だった。ペクルは人々に好かれはしなかった。どんな時も『自分は特別だから』と救いを求める者達を助けはしなかった。そんな自分と共に生まれてきたミケがどんな者にも好かれる存在だったことが、ペクルは気に入らなかった。なぜ自分は好かれず、ミケばかり好かれるのか、と。そんなペクルは狂っていたのだろう。彼は混沌と同等である自身の力を使い、ある禁忌を犯した。世界の概念を壊す『死の病』を創り出したのだ。当時は神と人の干渉が原因とされていたが、今にしてみれば、可能性は充分あった。そんなことを知ったオンリジナムの民達は絶望した。


 その時は神達も自分のことで精一杯だった。なぜならその病は、ただ死なせて来るだけじゃない。世界の記憶からも死ぬというものだったんだから。神達は人々を死なせたくないし、人が好きだが、さすがに掛かれば神も死ぬ。今まで築き上げた友情も、愛情も、成果も全てが、だ。だがそれはあくまで予言段階だった。だが、来なくなるわけでもない。神も人も恐怖のどん底だった。




「自分が全てくい止めます。」




 だがそこで、1人の神が立ち上がった。普通神‘ミケ’が、全てを1人で救うために。




 俺らはミケの親友だった。神の中でもよく話す方だったと思う。自分の親友が死ぬというなら止めるのが普通だ。だから、俺らは全力で反対した。




「おいミケ‼行かないという選択肢は無いのか⁉お前以外の奴らはできなくても、しようがないと思ってるんだ!だからさ。な?」




「いや、俺は行くよ。だって、世界を守れる力を持つ者なのだから」




「何でだよ!最前線にいたら確実に掛かってしまうんだぞ!お前は消えてしまうんだぞ!止めるぞ、僕達は。僕達は...お前の存在を消したく..ないんだ...!」




 俺達の思いを全て出した。きっとその時みんなの顔は泣き崩れていたと思う。これだけ言えばミケも折れてくれるだろう、と。だが奴は、




「皆の‘普通’を守るのも、『普通神‘ミケ’』の仕事だから」




 と言って、対策の準備を始めたんだ。ミケはお人好し過ぎる。そう思った俺達は、ミケに殴りかかったが、返り討ちにあった。ミケは神の中でも最強クラスだったのだから。でも、悔しさはそれには反応しなかった。ミケを助けも、手伝うことも出来ないことが悔しかった。普通は、世界を救う代わりに消えてしまうとなれば、自身の命を優先するだろう。だがミケは違う。ミケにとって普通神の名は、『普通の象徴』ではなく、『普通を護る者』という意味だった。そんな彼を手伝おうとすることは、邪魔であることが理解できた。


 けれどさすがのミケも恐怖に呑まれそうだったんだろうなぁ...その勇気ある言葉とその笑顔の裏で、ミケの身体は少し震えていた。


 そして、作戦の日に、俺ら3人はミケに呼び出され、‘普通神ミケ’としてでなく‘友人ミケ’としての願いを聞いたんだ。




「今更止めたくなったか?別にやめても構わないが...」




「いいや、止めはしないよ。ただ、この病の件が終わったら、この紙を開けてほしい。流石に全員に忘れられたくないんだ...きっと、その紙があれば、今まで1番長く過ごしてきたお前達なら、俺を思い出してくれるから」




そう言って渡された紙は、切られた古い物だった。ミケの願いを俺達が聞いた後、普通神ミケは、病原体を持った魔物を殺し、病が広まぬように、自身の身体に全て入れて自分を隔離した。そして彼の死と共に『死の病』は終わった。






俺ら3人は、存在そのものを、1度忘れてしまっていた。だが、昔の夢をみた日があった。自分とオーディン、イザナギの3人、そしてもう一人のぱっとしないが、とても懐かしく感じる少年が。そして起きたら、泣いていた。涙を止めようとしても、流れ続ける何かがない涙。そして夢の中の少年が言っていた。『君には僕のことが塵ほどだが残っている。渡した紙を開けてごらん』とだけ。けどなぜか身体は覚えていた。その紙の場所と見つけたらいくべき場所を




気付けば、“誰か”と約束したあの場所にいた。そしてそこには自分を含めた夢の3人がいた。3人の紙を開くと1つのリアルな絵になったそこには3人の横に1人入りそうな隙間と‘ミケ’‘ゼウ ‘ ‘ ーデ ン’‘イ ナギ’って書いてあった。そして俺達3人は思い出した、自分の命で多くの命を救った『恩人』であり、幼き頃からの『親友』であり、この世界の『英雄』、普通神‘ミケ’を。




.


..


...




「って大分話逸れたな」




 長く、そして悲しいのに悲しめない話が終わり、本題へと話は変わった。




「孝、お前には新たに生まれた謎の神を倒してほしいんだ」




「謎の、神?」

「あぁ。実は今、謎の神と、その手下で他の神と同じ能力を持つ神、又は使徒がいるんだ。そいつらが何をしようとしてるかは分からないが、世界を壊す気があると思われている」


「だから主には、その者達を倒して貰うのと、世界を安定させてもらう。主は隠せていると思っているじゃろうが、儂らには主の本質が見えている。」


「え、本当なのか?!」




 孝にとって、本質を見抜かれていることは恥ずかしいことであった。なぜなら、自分を大切にはしているが、それ以上に他人への気配りをするタイプだからだ。正直、孝には恥ずかし過ぎた。だが話は続く。




「だからこそ君に『普通神』の名を継がせた。彼ほどの他人優先でなく、だが、他人を気配ることもでき、そして本当は頭も回る。そんな君に彼の後を、ミケの後をついでもらう。良いかな?」




 イザナギ達は目に光を宿していた。それはそれは熱く、願うような目だった。孝も、今が腹をくくるべきと判断したのだろう。はい、と二つ返事をした。




「その上で、実はもうひとつあってな。実は...」


「えぇっ?!桜音にも加護が?!」


「あぁ、イアンとスキアもな。桜音の方には『天空神の加護』と『風神・雷神の加護』。イアンには『太陽神』と『原初の加護』。スキアには『月神の加護』、『原初の加護』だ。桜音のは俺とオーディン、エジプトの天空神ホルス、大和の風神・雷神に手伝ってもらった。イアンとスキアの『原初の加護』は王家の血だな。だが他はお前達の世界に居たときに目を付けられたのだろう。質問は?」




 孝は情報量が多すぎてよく分からなくなりそうだったが、整理できた。彼にとってでかいことだった。それは近くに自分の1つ下の力を持つ人間がいることで戦いやすくなることが理解できたからだ。




「いや、整理できた。大丈夫だ」


「そうか。じゃあ、元の場に戻すぞ...あ、ほんとに後もう一個あった」




 もう一個あるのかよ、と思いながらも、孝は話を聞いた。




「お前の普通化で使用できるようになったのは、極めることが出来ない。それだけは絶対に覚えておけよ?」


「え?ちょ..」


「逆行リターン瞬間移動テレポテーション!」





 世界の終わりのような元いた場所、そして周りでビックリする3人。


 気づけば孝は、イアン達の世界に戻っていた。




「孝君‼心配したんだよ!どこに消えてたの⁉」


「いや田中君、まじでビックリしたよ...!話していた人が目の前で一度塵みたいになって消えてしまうんだから...まぁ、無事で安心したよ」


「そー、そー。田中っちが消えると桜音っち悲しむし」


「いやぁ、実は神に会ってきて...」




「「「え?」」」




 とりあえず孝は今まで説明されたことと、3人の『加護』について話した。流石のイアンでも驚きが全面に出ていた。




「つまり、孝君と一緒に私たちも闘うってこと?それと私には、ゼウスやオーディン、ホルスとかの加護が?!」


「そういうことでしょう。あくまでメインは田中君だけど、桜音さんのはほぼ確定でしょう...それにしても『混沌』は知っていましたが、『太陽神』ですか...」


「兄さん、あれっしょ!伊勢神宮やクフ王の墓、パルテノン神殿にパンテオン神殿!世界のいろんなとこ廻って来たからこそでしょ!」




 聞いていた孝は驚いた。明らかに加護もらえそうな場所ばかり行っていると。だがそれは今ではない。




「とりあえずこれから、二手に別れるぞ。イアン達も手伝「元からその気です」...ありがとう。じゃあ俺と桜音は、これから世界を廻って謎神を探す。イアンとスキアには、王城でなんとか王の動きを遅らせつつ、内部情報の収集、後できればで良いが、佐々木と綾辺にも...」


「分かった」


「了解した」


「OK」




 3人とも了解し、4人は手を重ねた。そして、これこそが孝達と良い神の使徒による謎の神から平行世界を、先代普通神の救った世界をもう一度救う旅が始まる序章である。




「やるぞ‼」


「「「おぉー‼」」」


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