第3話 ステータス
「では、これからそなたたちにはこの水晶玉にふれてもらう。この水晶玉に触れると自分の能力が表示されるのだ、おい!」
「は!」
王に命令され、水晶玉を持ってきた兵士が手をつける。すると、水晶玉から光が出て、兵士の正面にプロジャクターのように文字は現れた。
名前 エリック
職業 兵士
年齢 20
スキル 剣術 槍術 盾術
「と、このようになる。では、始めよう。」
「じゃあ、俺からだな!」
男子高校生が手をつく。
名前 タクヤ
職業 勇者
年齢 16
スキル 剣術極 神聖魔法 アイテムBOX
「おお、勇者!」
「しかも、アイテムBOX持ちとは幸先がいい。」
いきなりの当たりだったようで、王そして、回りの騎士達も興奮している。
「じゃ、次いくよ!」
名前 ミサキ
職業 剣聖
年齢 16
スキル 剣術極 見切り アイテムBOX
「次は剣聖!」
「またもアイテムBOX持ち!」
「お、これは私に期待できるねえ!」
名前 マホ
職業 賢者
年齢 16
スキル 4属性魔法(火、水、土、風) アイテムBOX
「ついに賢者!」
「アイテムBOXは異世界人にはみんなつくのか!?」
3人の高校生が凄い結果になっている。後は二人、俺とスミレ・・・。
「スミレさん、お先にどうぞ。」
「は、はい。」
名前 スミレ
職業 聖女
年齢 16
スキル 神聖魔法 回復魔法 結界魔法 アイテムBOX
「さらに聖女!」
「アイテムBOX持ちがこれだけいれば、異世界人だけでも魔王を倒せるのでは!」
最後に俺か・・・。ここまでくると目ぼしい職業はなさそうだが・・・。
名前 カサネ
職業 フリーター
年齢 17
スキル アイテムリスト
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