思いがけないプレゼント 2022.8.5
最近何もいいことがない、悲しい、虚しい。そんな気持ちになる時はあると思う。あっという間に一日が終わってしまって、色々やっているはずなのに何もしていない気持ちになったり。そうやってあっという間に一年が過ぎてしまうなぁと切なくなったりする時が、大なり小なりみんなあると思う。
基本ネガティブな自分がずっとあまり好きではなかった。だからいろんな本を読んだり、いい習慣を取り入れようと躍起になった時期も結構ある。しかし、躍起になると余計出来ていないことに目が向くようになったりして、より憂鬱を引き寄せていた。それが最近ほんの少し変わってきた。
無理にポジティブにしよう!と思わなくいいよなぁと思ってきた。もちろん躍起になって色々とりいれた経緯があるからこそだと思うが、気づかないと勿体無い出来事はこの世にたくさんあるのだと気づいた。
関わってくれる人がいることもそうだけど、思いがけないプレゼントは実は沢山ある。
今日なんてバンドメンバーのこめいちゃんから突然のギフトをもらった。涼しい夜の道を歩くことができた。美味しい飴をもらった。大変なことを分かち合えた。新しいお店を知ったし、労いの言葉をもらった。驚く人を見た。ご飯が美味しかった。
どうだ。こういうものは多分。結構毎日に転がっている。
ポジティブじゃなくても、自分に与えられる些細な突然なプレゼントに、気づくかどうかで、充分じゃないか。名前も知らない人だけどいつも顔を合わせる同じ電車のひとたち。一度彼らを認識したら、また次見かけたときに気づくようになるのと同じで、気付くだけで得られるものが沢山あると思う。
あ、あれはプレゼントなのだ、と気付けたこと自体もプレゼントなんだろうなと思う。
極論自分を一番幸せに出来るのは自分だから、もっとプレゼントに気づくようになりたい。そして、気付くだけじゃなくてわたしも誰かに少しでも何かできたらいいなと思う。多分本当に些細なことで充分なのだ。
こんな小さなことでも大発見に思える自分をもっと可愛がりたいなぁと、すこしはにかんで思う。
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