第10話お買い物その1

「すごい!すごいですエイン様!」


人が賑わう王都の町を目を輝かせながら歩く


少女と青年の姿が2つ 


もちろん、お尋ね者のテリアは魔法で変装させている。


「そうだな、いつきても賑やかであかるいよな〜まあ最近はきてないけど」


辺りを見渡せば服屋や、アクセサリー、食べ物


ほぼこの通りで生活に必要なものはすべてそ


ろうくらいにお店の数がすごいのだ


「テリア、はぐれると困るから手を繋ぐよ、

さ!どれでも好きなもの買ってやるぞ!」


「ぴっ!はわわわわわ」


突然エインに手を握られたテリアは顔を真っ


赤にして奇声をあげだした


「って言っても、まずは腹ごしらえだな!」


そう言って入ったお店で出てきたのは……


「な、なあテリアこの岩みたいな物体はなに?」


「すごく美味しそうなステーキですね!!私お肉大好きなんです!」


目の前に置かれた超特大サイズのステーキに冷や汗をかくエインをよそにテリアは大喜びだ


「む、むりだ、ギブッうぅえ」


食べすすめてかれこれ20分ステーキの4分の1を食べた時点でエインはダウンした


(このサイズは、確実に人をやりにきているだろさすがのこの量はテリアは○んでるんじゃないか……)


チラッ


「はーっ!美味しかったですね!エイン様エイン様?」


(なん…だと!?)


すでにステーキを食べ終え足をバタつかせているテリアを、エインは信じられない目で見つめている


(その自分の顔の3倍はあるステーキはどこに行ったんだ!?胸か!?その大きな胸にいっているのか!)


「ちょっ、エイン様!家の外でそんなにそこを見られると、は、恥ずかしいです……」


「なんだ、家なら見てもいいのか?」ニヤ


「も、もう!エイン様!」


顔を赤く染めながら反論するテリアに

エインは、、、


(可愛すぎるだろ!!なんだこの生き物は!触るぞ!触って良いんだな○ミまくるぞぉぉ!!)


その後血走った目で少女に近づく男の姿を見た店主に憲兵を呼ばれ、誤解が解けるまでかなりの時間をつかったエインであった…







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

輪廻の花の花言葉〜死ねない男は君の隣で生きていたい。 アオ太郎 @jpuar

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ