なまけものの一生
いくつかの発表済みの長編を自主企画にお邪魔させていただきました。
そもそも、公募作の下読みをいつもしてくれる友人達から「もっと営業しないと」って叱責されてはいたのですが、どうにも読み合いとかハートやフォローを付け合うのが苦手で、だったらマイナーでインディーズでもいいや、って勝手に無頼派を気取ってたせいなんだけど。
せっかくなら、ちゃんと存在をアピールした方が良い、ということで。
一応、それらしい自主企画に参加しました。
それもあと数日で終わる自主企画さまです。
そのあたり、やっぱり『俺様の作品だよ!』って売り込む恥ずかしさがあるのよ。
それでも奴らは別にカクヨムでアカウントを作ったり、PVを付けてくれたりはしないです。
もう既に私の作品を世に先駆けて読んでいるから。
そして良くも悪くも、その創作過程や作品の面白さ・至らなさを全て知ってくれているから。
まがりなりにもペンネーム決めて公募という土俵で執筆して戦おうというのなら、あとは僕自身の努力と勉強あるのみ。
そりゃ多少はアイデアを出してくれたり、作品にダメ出しをしてくれたりするのだが、彼らがGOサインを出したら、公募に応募するという習慣が出来ているからだ。
だからカクヨムが低水準で低空飛行で、マイナーでも全く気にしない。
それ自体は、もう完成させた作品だから。自分の手を離れているから。
むしろ、長文タイトルとかで流行りのジャンルに乗って、最初はブースト加速しても、マイナスなコメントでヘコんだり、後先考えてなくてプロットが破綻してエタると言う方がよっぽど数少ない読者様に無責任で不躾だと考えている。
報告書や顛末書は何度でもリテイクできる。
でも創作の世界は、ユーザーにゲームリセットさせてはいけないのだ。
彼らがイメージしてくれた自分の作品世界を、いったん無しにさせてしまい、また新しいリテイク版で記憶を補完してね、これは本来恥ずかしいことだ。
そういう意味では、既に僕の作品のファンになってくれている人が二人いるという事実があるし、公募では下読みさんや編集さんが読んでくれているからだ。
それだけで僥倖だ。身に余る光栄だと思う。
今までの一人称である『私』から『僕』にしてしまったな。
まぁいいか。
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