公募作、完成
ようやく、長い作業が終わった。
この数か月は、平日の仕事終わりも、休日の余暇も全て執筆だった。
前作を応募した電撃大賞さんの締切を起点に、今年度は一作のみ。
遅筆だから仕方ないが、この苦労も報われるというものだ。
おかげでテレビ用のハードディスクは、録画の番組で一杯。
こうして缶チューハイなど飲みながら、ようやく息を吹き返す週末。
以前も書いたが、あらためて完成作を読むと不思議な感覚になる。
その作業中はとても苦労して、毎日残業や通勤といった時間のロス、眠気と戦いながら、少しでも文字を紡ぐようにパソコン画面に向かっていた。
書いては悩み、下読みの友人達の辛辣な意見をもとにまた修正する。
まさに暗中模索だ。
ところが、書きあがった作品を読むと、どうだろう。
靴屋のおじいさんのために、知らぬ間に小人が一生懸命仕立ててくれたようだ。
これ、いったい誰が書いたのかしら?
毎回こんなことの連続。
これでようやくカクヨム用に過去の公募作を公開できるかな、と思ってます。
ホントはすぐに次のプロットで公募用の作品に取り掛かりたいけれど、現実世界をモチーフに描くことの多い私は、取材旅行(という名の酒とご馳走と温泉を堪能する旅)に行きたいので、蔓延防止法や仕事の繁忙期を見ながらタイミングをうかがっている。
少年ジャンプ恒例の「作者取材のため休載」はリアルにあるのだ、きっと。
世間を見れば、異世界モノやなろう系、長文タイトル、TUEE、ざまぁ、チート、スローライフ、ハーレムと似たり寄ったりの作品が多い。
カクヨムももはや陥落寸前、というか、たぶん全面降伏してます。
世の潮流には勝てないのだろうね。
そういう今売れるマーケットを狙うこと自体は否定しないけど。
似たり寄ったりの商品が並ぶマーケットは面白くない。
ユ〇クロが好きじゃない理由はそれ。
だったら、しま〇らの方が安くて面白くて良い。
もちろん、そうじゃない作家さんも散見されるし、そうじゃない作品をもっと盛り上げていきたいな、と思います。遅筆ですけど。
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