第4話


 ナオもといナオト・オーシャンと、ユキもといユウキ・リヴァーテは東の街に着いた。

 電動バイクには何故なぜか初期装備として付属していた光学迷彩を用いて隠し、スタンドの根元に付属していた補助輪を下ろして、お互いの腰に付けた見えないリードで引っ張りながら街を練り歩く二人。

 これは片方だけのリードだと車輪にロックが掛かり進まない事を知ったためである。


「元々が初期設定を行った者しか乗れないものだというのはエアバイクでも判っていたが、この世界にはない電動バイクにこんな防犯装備があったとは」


 二人は電動バイクを引っ張りながら街中を歩く。

 一応、車輌は背後にあるが、透けているのか誰もぶつかる事なく人々がすれ違っていた。

 それを運びながら見ていたナオトは唖然あぜんとしつつもユウキに話し掛けた。

 ユウキは同じく振り返りながら、笑顔のまま日本語で会話する。

 この世界の言葉も何故なぜか話せたりするが二人の時は日本語を中心とするようだ。


「神様も粋な事をするよね〜? ま、燃料まで初期装備の車輌だからだろうけど」

「この車輌を奪われて壊された日には大事になることが判ってるからだろうけど」


 ナオトはユウキのあっけらかんとした反応に困惑を浮かべる。

 しかし、ユウキは相づちをうつだけでナオトに予定の確認をしたようだ。


「だねぇ〜。たちまちは今日は宿に泊まって、次の街に向かうんだよね?」

「そのつもりだな。まぁトイレは哀しいかな」

「それは言わないで。判ってた事だけど、変に近未来な世界観の割に、肝心な場所が時代遅れなのは誰も想定してないから」


 ナオトが少々下品な話題を持ち出した事で、ユウキは真っ赤な顔を背け、首を横に振る。

 ナオトはそんなユウキを抱き寄せてなぐさめる。

 元々はナオトが余計な事を言わなければ済む話だったからだろうが。


「一応、作り手は居るみたいだけど、学園都市だけが発展してるから」

「同じ設備を地方にも回せばいいのに」

「そこは電力融通があるから仕方ないだろ。それにあちらに行くと貴族以外は監視・・され続けるし」

「その点もゲームの世界観まんま・・・とはね〜、電力を得るための監視とはやりきれないよ〜」


 そう、二人は街に着いた。だが、到着直後に身分証が無かったので一人頭3千ゴールドを入市税として支払い、採掘ギルドで身分登録・一人頭1万ゴールドを済ませて学園都市の情報を得たのだ。しかし得た情報は二人が元々持っていた知識と大差なく、気分の良いものでは無かったようだ。

 実はこの世界の各学園都市とは、電力を得るために都市に住まう者達の血液を登録し、彼等が乗る電動バイクの〈転換炉〉同様の仕組みと〈結晶石〉を用いて電力を得ているのだ。

 その電力を得るために必要なものは平民夫婦達の幸せな生活だけであり、王族や貴族は除外されている。ただ、二人のように見た目と偽家名の者の場合、扱い上は平民と同じのため学園都市に向かうと同時に監視され続ける未来が待っていたので、二人は辟易へきえきとした様子で話していたようだ。

 ちなみに登録時にも貴族様だとかと騒がれもしたが家名は無しで登録した二人だった。

 実際に貴族家の者でも当主以外は家名無しで登録する事が可能らしく二人もそれを倣ったに過ぎなかったが・・・ともあれ。


「ま、なるようにしかならないかな〜」

「結局そこに行き着くか・・・ところで」


 二人は街中を歩きながら先々の事として受け流し、目の前にそびえる城を見た。

 この街は実際のところ辺境であり、そこを統べる者はこの国家の辺境伯だったのだ。


「うん。気づいてたよ?」

「だよなぁ・・・偶然か必然か」


 ユウキは困ったように苦笑し、ナオトもどうしたものかと悩む。


「まさか、この街の領主がオーシャン辺境伯家とはねぇ・・・」

「冗談だろうって思ったぞ? 偶然にしては出来すぎだろうし」

「神様の粋な計らいとか?」

「だったらせめて、南の開始地が良かったな」

「そこはランダムだから仕方ないよ〜。私達は西の端から始まった。カオスの連中は東の端だったらしいし、他の面々も南とか北とか色々だって言ってたよ?」

「それはサーバの関係だろうがな? 俺達の住まう場所から近かったサーバに選ばれただけだろうが。ま、学園都市の開校も始まりの場所は関係なく西から開校してたし」

「でも私達の姿って記憶から拝借したとあるし、場所もそこから拾ったと思えば・・・ね?」

「知らない場所には飛ばせない・・・か」

「そういうこと!」


 そんなこんなの遣り取りのあと、二人は宿屋に着いた。

 電動バイクは何があるか判らないため、室内に持ち込む事とした。

 ただ、段差があるはずなのにガタンとも音がせず、電動バイクは二人の背後を付いてくるだけだった。

 重量もそれなりにあるはずなのに、常時軽量化しているかのような仕様だ。

 木組で出来た一階個室を借りたのに床がたわむ事もなくバイクは光学迷彩のままその場に鎮座したのだ。

 この光学迷彩も鍵を挿し込んでイグニッションに合わせない限り解除されないもので、専用鍵として登録したナオトとユウキであれば光学迷彩があろうとも何処どこに車輌があるか視認出来るとあるのだから、機能としてとんでもない代物だと判る話だった。

 そうして、二人は部屋に入るなりユウキはベッドに、ナオトはソファに腰を下ろす。


「ホントどんでもないバイクだな?」


 ユウキはナオトの言葉を聞き流しながら、私服を脱いで下着姿という楽な格好に着替える。


「神様様々だよ〜。まぁ・・・私が本当に欲しい物はくれなかったけど」


 ただ、あっけらかんとしながらも、パンツの上を撫でながらションボリするユウキだった。

 ナオトはそんなユウキの姿に苦笑しつつも答える。


「ドンマイ・・・いつか良いことがあるさ」


 だが、ユウキは座ったベッドによじ登りながら、ナオトを誘う素振りで応じた。


「うん! 良いことはナオトがくれると思って肌を濡らしてベッドで待ってる!」


 ナオトはユウキのそんな姿を初めて見たのか、真っ赤な顔で吹き出しつつも問い掛ける。


「ぶっ!? 前も思ったんだが、いつからタガが外れたんだ?」

「ん? ん〜? お尻に座って貰ってた間? この際、気にしても仕方ないかなって」


 ユウキは一瞬はキョトンとするも、あっけらかんとのたまった。

 そんな姿を見たナオトは溜息を吐きながら、先々を案じたようだ。


「その時からか」


 すると、二人の会話を邪魔するように扉がノックされる。


「失礼します! お客様がお越しなのですが?」


 ユウキは下着姿ともあって布団に潜りこみ、ナオトが代わりに応じた。


「は? お客様?」

「はい。領主様の使いの方なのですが、貴族家の者が来訪したと小耳に挟み、この宿に泊まっている事を知りまして、ご招待したいと申しておりまして」


 その言葉を聞いたナオトは悩む。

 貴族のそれはゲームではよくある話だったが、まさか自分達に振ってわいてくるとは思ってもなかったのだ。

 領主からの招待と挨拶。

 それは貴族家に並び立つ者なら通過儀礼として必ず熟さねばならない対応だった。

 ナオトは入口前の従業員を待たせ、悩んだ挙げ句、ベッドで横になるユウキに相談する。


「ユウキ、どうする?」

「行かないと不味いよね?」

「だな。相手の面子を潰しかねないし」

「貴族じゃありません何て言えないしね〜」

「この見た目じゃな・・・」


 結果、二人はその場で礼服代わりの制服に着替え、バイクの鍵はネックレスとして首に掛け、鍵に付属した光学迷彩で隠した。

 そして、荷物とバイクは部屋に置いたまま、使いの者の場所まで移動した。

 ちなみにこの宿の鍵も泊まった者の血を用い、その都度登録と解除を行っているようで泊まっている間は宿の娘や従業員であろうとも開ける事が不可能らしい。

 これも一種の信用問題に関与するためであろう。



  §



 その後の二人は使いの者と共に領主の館まで馬車で移動した。


「「お待たせ致しました」」

「!?・・・では参りましょうか」


 使いの者はそのまま御者となり、二人は馬車の中で不安気なまま会話する。


「どうなると思う?」

「家名は伏せるべきだろうな。名はあるが家名はない・・・そう通すしかないだろ」

「一応、平民落ちした貴族だものね〜」

「そうなんだよな。ただ、金瞳を見た御者の反応・・・」

「あぁ・・・見覚えがあるような顔してたね?」

「確かに珍しいだろうが」

「従兄妹関係だって明かすと余計こじれそうな気もする」

「そのうえ許婚のまま旅をしているって?」

「うん。属性過多なのは理解してるけど、それは人に話す事でもないしね?」

「転生者という点でもか」

「特にそこは隠すべきだと思うよ? この先の事も踏まえて知ってるなんて言えないもの・・・今がGR歴7352年だから・・・速くても十年後に開戦するとして」

「ま、そのまた十年も戦争が続くとは言えないわな」


 それはゲームのシナリオを攻略した者の発言だった。

 実際に同じ事が起きるとは限らないが、起きても不思議ではないほどの世界観のため、二人は回避に動くのは無理だとしても、余計な血を流させない方に動くつもりのようだ。

 そう、目指すは軍属ののちエアレースで世界制覇という夢を掲げながら。

 実際にゲーム内では世界制覇まではいかなかった。

 二人は〈チーム・カオス〉に負けて二番手となったからだ。

 だが、この世界にカオスは居らず・・・上手く事を運べば一番になるのでは?

 そう思う程に二人の頭の中はゲームで一杯だったようだ。

 でも今は目先の事を最優先としなければならず、未来より今を大事にするとして二人は腹を括ったようだ。


「ま、なるようにしかならないか」

「だねぇ〜」


 しばらくすると馬車は止まった。

 二人は扉が開くと同時にナオトが先に降り、ユウキの手を取り同伴する。

 一見すると貴族の嗜みのような所作であり、御者の反応は息を飲むという様子であった。

 それこそ、名も無い貴族とは思えないそんな所作でもあったようだ。

 そして、領主の待つ部屋へと案内されたナオトとユウキは息を飲む。

 その場には同じ見た目の男性領主が二人と女性が二人待っていたのだ。

 しかも何処どこかで見たような姿であり、何とも言えない気分となったようである。

 だが、招かれた以上は挨拶をせねばならず、ナオトは代表して頭を下げる。


「本日はお招きいただきありがとうございます」

「礼には及ばないよ・・・君たちが我が領で登録した事も存じているしね? しかし、似ているねぇ」

「ええ。本当に・・・」

「そちらの女性も」


 それは領主夫妻の言葉だった。

 ユウキは察し、慌てたようにカーテシーで挨拶しようとした。


「あっ。申し遅れておりました・・・」


 しかし、領主は手振りで挨拶を止め、ニコニコとソファに座るよう促した。


「気にしなくていいよ。二人の名前は存じているから。さ、そちらにどうぞ」

「「失礼致します」」


 言葉としては就活生の反応だった。

 いや、実際に就職を決めた時から定期的にマナー実践を行っていた二人なのだから、この返しも仕方ないだろう。

 その返しを聞いた四人は何故なぜか懐かしそうな素振りで眺める。

 すると、本題かというように単刀直入で領主が二人に問い掛ける。

 微笑みの中、何処どこか空恐ろしい空気をまとっていたが。


何処どこかで見た素振りだが・・・いや、ところで君達は何処どこからきたのかな? 実は西の街道をこちらに向かっていた寄子から問い合わせが入ってね? 突然、陸地をビックリするような速度で走る者達が居て、こちらに来てないかって言われたものだから」

「「つっ!?」」

「その反応は知ってるって事だね? というよりも当人なのかな?」

「「!!?(バレてる〜!?)」」


 二人は戦々恐々という面持ちだった。

 人生経験ではそれこそ浅いのだ。

 社会に出た猛者と異なり、生前の二人は学生だった。

 今世でも産まれて間もない転生者だ。

 強者の凄みをみせられて、平静を取り繕うのは無理というものだろう。

 すると、隣に座る奥様が領主をたしなめる。


「ふふっ。貴方、そんな脅すような素振りをするものではありませんよ?」

「おっと、態度で出てしまっていたか。失礼・・・ただ、同じ物を持つ者として、注意はしておきたかったんだ」

「まぁ判りますけどね? それで? ナオトさんと仰有おっしゃったかしら」

「は、はい」


 奥様はおびえるナオトを見据え、ひとときの沈黙ののち問い掛ける。


「貴方・・・ナオ、ね?」

「!!?(なんで知ってるの!!)」


 問われたナオトは驚愕のまま固まった。

 領主はその顔から正解と捉えて破顔した。


「当たりのようだな・・・まさか、息子までもこの地に来るとは」


 今度は先ほどまで黙っていたもう一人の奥様が、黙って困惑するユウキを見据えて考える。


「となると、こちらの子は・・・」


 しかし、名前を出そうとする前にもう一人の男性が口走る。


「俺の愛娘・・・ユキかな?」

「!!?(クソおやじと同じ事、言ってるぅ!?)」


 ユウキはナオト同様に驚愕のまま固まった。

 ユウキの顔を見たもう一人の奥様は苦笑しつつもご主人に問い掛ける。


「クソおやじとか思ってそうな顔ね? まぁ実際に言ってたし」

「あれから何年経ったか? 俺達がこっちに来て二十年は過ぎてるが」

「あちらの世界だと精々二年でしょうか? この子達の見た目年齢は二年若返ったようにも見えますし」

「就活生のような反応だからな。精神年齢でいえば18才かそこらか」


 その後は懐かしそうに日本語で話し出す四人だった。

 その光景を見ていたナオトとユウキは困ったように問い掛ける。


「あの? もしかして・・・あちらの年数でいうと二年前ですが・・・」

「ツーリングで行方不明のまま死亡扱いにされた、お母様達ですか?」

「「そうだが?」」

「「やっと気づいたの?」」

「「こんな再会ってあるのぉ!?」」


 結果、ナオトはそのまま養子縁組という形でオーシャン辺境伯家へと収まった。

 ユウキも寄子であるリヴァーテ伯爵家へと養子縁組で収まり、前世同様に婚約者とされたのだった。

 今世では血のつながりこそ無いが、前世の子息子女という扱いで改めて子供として育てると息巻いている親たちであった。

 すると、ユウキが疑問気に質問する。

 それは跡継ぎという面の話だった。


「あの? ところで他に子供は?」

「居ないぞ? 俺の愛娘は後にも先にもユキだけだからな」

「そうね〜。致す事はしてたけど、私達に子供を作る余裕は無かったもの」


 それは赤裸々な話だったが、ユウキの親達はあっけらかんとのたまった。

 そしてナオトも気になり質問する。


「じゃ、じゃあウチも?」

「そうだな。領地運営が楽しくて忘れていただけだが」

「私も夜は夜で楽しんでますが、子供を産みたいと思う事は無かったですね? こちらの医療はそれだけ遅れてますから、命を張ってでも産む苦労は二度と御免です」


 こちらは赤裸々というより現実的な答えだった。

 その答えを聞き、ユウキはお腹を押さえ、ナオトはユウキを抱き寄せながら問い掛ける。


「「へ? じゃ、じゃあ・・・」」

「それでも二人には願いたいものだがな?」

「そうね〜。学園都市に行けば充実してると聞くし」

「ま、判ってると思うが・・・婚前交渉はしてないよな?」

「大丈夫よ〜。精々添い寝くらいだろうしね? この子がどれだけ誘惑しようとも、ナオト君はなびきそうにないし」


 だが答えは余りにもな反応だった。

 ナオトの親達は孫の顔が見たいとし、ユウキの父親は時代錯誤な言葉を発する。

 そのうえユウキの母親は父親をたしなめながらも、ナオトの性質を見抜いていた。

 二人はそんな親達の反応を見て、何とも言えない気分となった。


「「(この親共は〜!)」」


 ともあれ、二人はその日のうちに宿を引き払い、互いに住まう別館へと移動したのだった。

 それは親元で時期が来るまで暮らすという、二人には願ってもない環境となった。

 ちなみに問い合わせをしてきた寄子は男爵家の者であり、彼への応答は素通りしたとだけ返したそうだ。

 なんでも親達のバイクはサイドカー付きのガソリンエンジンだった。

 だがこの世界にガソリンはなく、成分を調べたいとする王家が買収を持ちかけてきたそうで、毎度の事として突っぱねていたらしい。

 だが最後は爵位と領地を授けるという事で了承したそうだ。

 それでも田舎領主という扱いで辺境を任されている事から、厄介払いともとっている領主達ではあったが、治政の面では異世界の会社経営やら銀行経営が生かされており、王家の思惑を無視して驚くほどの結果を出したとして、各貴族家からは成り上がりとは呼べない者となってしまったらしい。

 これもひとえに親達も二人と同じく転生した者だったからだろう。

 ただ、赤子からではなく大人として生まれ変わっている事から、例の神が関与しているのは確かだった。


「あの神様という方は油断も隙もないね?」

「全くだ。ビックリするほどに似てたからな」

「お母様もタワシにはならなかったらしいし」

「56才のツンツルテンは想像したくないが」

「そこは仕方なくない? 遺伝ゆえだし」

「だ、だな」

「それこそ、66才の伯母様達の方が想像したくないよ?」

「ま、まぁ・・・天涯孤独から親の愛情を得られるようになったのは救いだが」

「だよねぇ」

「お互いに慣れた生活が一番って事だろうな?」

「うん。でも、行方不明と死亡扱いの末に遺言状を得て、親戚一同から総スカン喰らった事が嘘のようだよぉ〜」

「だな。ただ、俺達が居なくなってからの総資産は親戚一同やら国に没収されただろうが。まぁ終わった事は仕方ない」

「前世の事だから仕方ないよね〜。お母様とクソ親父も近くの館に住んでるらしいし、婚約者としてこの別館住まいを許してくれて助かったよ〜」

「叔父さんは相変わらずだったがな?」

「だねぇ〜。あの貞操観念だけが無ければ、良い父親なんだけど」


 今の見た目はゲームの記憶から姿形を同じとした書かれていたが、親達の姿までも金髪金瞳という姿のため、そこは神のみぞ知る何かがあるのだろう。

 そう、ナオト達はその後も話し合い、結論付けたのだった。



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