第11話

結局のところ。

分かったことがある。

彼女にお風呂を貸してあげたり、俺の服とか

貸してあげたんだが。

金髪だった長い髪の毛は実はウイッグで。

実際は黒髪のボブだった。

んでもって、化粧落としたら、もはや

肌がめちゃくちゃきれいで、

髪の毛の艶と相まって清楚系美人だった。


「な、なんだよ。ギャルじゃねぇし!!」


俺の部屋に湯上がりで入ってきたその姿を

見て絶句した。


「じ、実は、、私、男慣れしてないの。。

今日の合コン、無理矢理参加させられて

しかも、金髪ギャルに仕立てあげられていたの。。遊んでそうな、、その、、

簡単にお持ち帰りできそうなキャラクターに

させられてて...」


もじもじしつつそう教えてくれた。


「わたし、男の子の部屋に入るの初めて...」


「そ、そーなんだ、、」


「それだし、男の子の部屋で寝るのも初めて...」

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