第18話

僕達は、生徒会室に向かった。



生徒会室は、2階にある



「天くん!!!」


光ちゃんが僕を心配してくれたのか追いかけてくれた。



「光ちゃんー!!」


「天くん大丈夫!?なんかされなかった?」


「大丈夫だよ。今から生徒会室に行かなきゃ行けないんだ。朝食堂で生徒会副会長に呼ばれたんだよね」



「そうなの??僕も呼ばれてるんだけど・・・

でも待って!隣の奴なんなの?いきなり天くん連れ去られるし、逃げるの速いし!なんであいつもいるの?」


「蓮も生徒会室に呼ばれてるんだって。」


「うん???天くんさっき【蓮】って呼んでたよね??なんで!いつそんなに仲良くなったの??」

光ちゃんは、僕の両腕をガジっとつかんだ


「大丈夫大丈夫!蓮は小さい頃遊んだことのある幼なじみだったらしいんだよ。僕は覚えてなかったんだけど・・・」


「何それ・・・あっ!でも話は後にしよう!!まず、生徒会室に行かなきゃね!!」


光ちゃんと合流して生徒会室に向かった。

「なんで、こいつも付いてくるわけ?」


「うるせーな。俺も呼ばれてるんだよ」


「さすが神山グループのご子息だこと!」


「お前だってそうだろ!!」

2人はいがみ合っていた。


「えっ!光ちゃんて御曹司だったの?」



「・・・そうだよ。本当は言いたくなかったんだけど・・・。」


「へー知らなかった。」


「石田といったら、大手ホテル会社だろ」


「そうだよ!!」

何故か光ちゃんは、怒ったように話した。



やっと生徒会室に着いた。

生徒会室のドアは、気でできていてとてもゴージャスだった。


トントン


『失礼します』


「どうぞー!」


ドアを開けたら


2人いた。

立派な椅子に座っている人と

その横の椅子に座っている人がいた。あっ!この人生徒会長さんと副会長さんだ!


「ようこそ!生徒会室に!!」

あっ!先挨拶していた生徒会長さんがいた。


副会長さんに

「さっきはどうも。」

と挨拶した。


「いやいや!こちらこそ来てもらって申し訳ないね」

副会長さんが言った


生徒会長は


「さて!今日3人を呼んだのは、君たちは入試の成績が上位3位以上だったから、生徒会に入会してもらおうと思って呼んだんだ。」


生徒会??


僕そんなに成績良かったの?

そんなの知らなかったよ


少し間があった。



「分かりまた。私生徒会に入会します。」

蓮が答えた。


「おっ!いいのか?」


「はい!生徒会に入会したら大学の推薦を貰えると聞いたので」


そうなの!?


「そうだぞ!2人は知らないみたいだが、この学校の生徒会は、大学の推薦書を貰うことができるんだ。学園祭や体育祭の準備は大変だけど、やりがいはあるし、このバッチをつけてると、入れない図書館や教室に入れるぞ!」

と言って生徒会長さんは、机の上に置いてある、学園ロゴのバッチを僕達にみせた。


凄!


「えーっと・・・。天崎天君!君は特待生だから生徒会に入っても損はないと思うけどどうかな?」


確かに、入ったら大学の推薦書も貰えるしな・・・




「わかりました!生徒会に入ります。」


「じゃあ私も入ります。」

光ちゃんもそう言った。


「光ちゃん?そんなにすんなり入っちゃって大丈夫なの?」


「それは・・・天くんが心配だからだよ。(こんなところに天くん1人置かせられないよ)」


「えっ?なんだって?」


「なんでもないよ!」


生徒会長が

「じゃあ続きの話をしようか」

生徒会長さんは話を続けた。

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