第12話

チュンチュンチュン



鳥の鳴き声がする。

なんかすごい心地いいし柔らかい

俺は柔らかい物に頬をすりすりした。

あーあったい!

また眠くなってきた


けど


なんか重いぞ



目をちょっとずつ開けると、ドーンと目の前に大きなの胸がある!


!!??Σ( ´・ω・`)


まさかと思いゆっくり上を見上げると

修先輩が僕を抱きしめながら寝ていた!


あれ?

昨日僕は部屋の荷解きしてなかったけ?




あっ!

そうだ!

昨日、写真を修先輩に見せて、幼なじみの男の子の話をしていたら、泣いちゃったんだ!!

恥ずかしい!

会ったばっかりなのに泣いてしまったのか!



修先輩、ずっとここにいてくれたんだ


修先輩が起きたら謝らなきゃな

と思った。





修先輩の顔を見ていたら

なんか修先輩寝てたら、起きている時よりもちょっと幼くて可愛いなと思った



すると


「こんなに顔を見られると、顔に穴が空いちゃうよ」

と声が聞こえた。



思わずビクッとしてしまった。


僕は、修先輩に

「おはようございます!

昨日は、急に泣いてすいません!

あのー、、、なんで一緒に寝ていたんですか?」


と聞いた。



修先輩は

「あーこれはな、昨日抱っこして、天をベッドまで運んで、手を離そうとしたら、行かないでと言って天が、俺のシャツをギュッと握って離さなかったから、このまま寝ていいかなっと思ってそのまま俺も寝ちゃったんだよね」

と言った。



僕はそんなこと言ったの??

知らなかった!



「ほんとにすいません!!ご迷惑をかけて!」

と僕はすぐ起きて、修先輩に土下座して謝った。



すると修先輩は、

「いやいや!!そこまで謝らなくていいから

(それに天の抱き心地良かったし)」


修先輩は、なんか最後にボソボソ何か言っていた。

なんて言ったんだろう?



「修先輩最後何言ったんですか?ごめんなさい聞こえなかったです」

と言ったら



「いや!何でもない!」

と焦ったように言った。



なんでもないならいいか!



それより!

今日入学式じゃん!!?



今何時だ?

えっと、、6時か

よかった寝坊したのかと思った



修先輩は、ベッドから降りて

「じゃあ着替えて、食堂に行くか!だって昨日からこのかっこで寝ていたし何も食べてないだろ?」

と言った



ほんとだ昨日のままだ!それにめっちゃお腹すいた!


修先輩は、僕の部屋を出て自分部屋に行った


僕も着替えよ!

何に着替えようかなー?

制服はまだ早いしー

食堂に帰ってから着替えてけばいいし




じゃあ1番上になってる犬の服があるから着るか!


僕は、犬がプリントされているシャツを来て、短パンを履いた。



自分の部屋を出て、リビングで修先輩を待っていた。



修先輩が

「おまたせー待たせてごめんなーじゃあ、、、行くか、、、」っと言って目がなんかびっくりしていた。


えっ?なんか変だったかな服?



すると修先輩が、急に

「ちょっと来て!」

と言って、僕の腕を引いて僕の部屋に入ってクローゼットの中をあさっていた


なになにどうしたの?



「こんなに脚が出てたらダメだ!

このスウェットのズボン昨日見つけたからこっちにしろ」

っと言った


僕は「わかりました?」

と言った。




なんで短パンダメなんだろう?



疑問に思ってズボンを履き替えようとすると

修先輩は、焦って僕の部屋を出て行った



なんでこんなに焦って出ていく必要あったんだろう??

同性なのに別に着替えてるところ見られてもいいのに(´・ω・`)



着替え終わって、部屋を出たら修先輩が待っていた。


「じゃあ、食堂に行くか!」

と言って僕達は、食堂に向かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る