「あのキイが！！！」

とヨウは驚き、心配になり、慌ててキイの元へ駆けつけました。

ヨウはキイの変わり果てた姿に言葉を失いました。とても痩せ細り、暗い顔をしていたのです。

「大丈夫？？ごめんね、僕の代わりにこんなに辛い思いをさせてしまって」

とヨウは泣きながら言いました。

「謝らなければいけないのは僕の方だよ。君が苦しんでいる時、あんな酷い事を言ってごめんね。話をちゃんと聞いてあげなくてごめんね。会いに来てくれてありがとう。

君は本当に優しいんだね」

とキイもヨウに泣きながら言いました。

するとまたまた突然、どこからともなく魔法使いが現れて、2匹に魔法をかけ、身体を元に戻してあげました。

魔法使いはにっこりと微笑むと、消えてしまいました。

「やった！！戻った！！戻ったんだよ！！」

「これで元通りの生活が送れるね！」

2匹は大喜びしました。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい