第3話まさか!おまえは、、、!
PM20:00
夜ご飯を食べ終わってからゲームにログインすると、フレンドリクエストが届いていた。ALiCeさんからだった。そう、さっきの人である。何気に初のフレンドである。うれしいのである。やったあああああああああぁぁぁぁぁ。初フレンドだぁーー。
っこほん。フレリクを受理してパーティに入っちゃっていいかな?でもいきなり入るのはさすがに失礼かな?
。。。数分後。。。
どうすればいいーだ?どのタイミングでは入れba
『ピロン』
【ALiCe さんがパーティに参加しました。】
ん?あ?やばい?やばいやばいやばいやばい!こんなときどうすればいいんだ? まずは挨拶か?覚悟決めろ蒼!よし。こんばんはだ、こんばんは。挨拶は基本だからね!(この間0.2秒)
「「こんばんは」」
「え?」「あ?」
んん??ンン?????
女性の声だったけど?なんで?あ、ALiCeさんって女性だったんだ。やばい緊張する。でもなんか聞きなれたような声だったような、、?でもいきなり、会ったことありますかって聞くのは、おかしいだろっ!!ああもうっ!すれ違った人からいきなり、ボディブローもらった気分だぞ。っふぅ、、餅つけ、落ち着け。
っひっひっふー。落ち着いたぜ。ラマーズ呼吸法は最強だぜ。「あのっ、大丈夫ですか?」クリーンになった頭で考えるんだ。「AOzakura《あおざくら》さん!!」
「うお!!っと。すみません、考え事をしてました。カジュアルでも行きますか?」
「それで大丈夫ですよ。体調悪いなら僕を気にしないで休んじゃって、いいですからね。」
僕?ALiCeさんって一人称僕なの?
。。。俺いるんですよ。小中高校いっしょの幼馴染がいるんですよ。一人称が僕の俺と同じ年の幼馴染の女の子、『秋雨アリス』が。
「えっと、じゃあカジュアルでも行きますか。」
「そうですね。じゃあよろしくお願いします。」
慣れねぇー。あの幼馴染に敬語で話されていると思うと、なんかむずかゆいな。
っていうか、俺は答え合わせをしたほうがいいのだろうか?「あのっ」でも違ったら
「あのっ!!」
「うおっ!っとすみません。ちょっと眠いみたいで、、。っで、な、なんですか?」
「無理しないでくださいね、アオザクラさん。っとアオザクラさんは何歳なんですか?」
「俺ですか?俺は、高校2年生ですよ。」
「あ!!っていうことは、私たち同い年ですよ!」
はいぃー。ほぼ確定しました。同い年で、一人称が珍しい僕の女の子なんて、もうほぼ秋雨アリスさん以外いないでしょ!
ゲームのフレンド募集したら幼なじみが来たんだが 葉桜花蘭 @hazakura99
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