「えっ。本当ですか！」

予選を無事に通過した、給食ガチ勢委員会は、決勝戦への進出を決めた。

例年通りなら、学年全体での投票だったんだけど…

3日前、先生が決勝戦メンバーを呼び、

「今年の決勝投票は、全校生徒で、行うことになった。各自、プレゼンテーションを撮影し、各クラスの先生へ渡す。その結果で決めるということだ。」

「えっ。本当ですか？」

その反応は、僕だけじゃなく、周りの子たちも驚いていた。　

「実は、毎年言われていることなんだか、6年生の代だけで、委員会が終わるわけじゃないのに、なんで6年生だけでやるのか。あとの学年は、嫌なこともあるんじゃないかということで、今回は、試しに全校生徒でやることにしたんだ。」

なるほど、そういうことか。

みんなの反応に先生は、

「最高のアピールで、決勝戦行ってこいよ。」

みんなは、笑顔でしっかり頷いた。

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