10 キャンペーン再開

石原先生が戻って来た次の日。

1時間目の算数の授業が始まると思ってたら、先生が突然、黒板に何かを書き始めた。

何だろうと思ったら、先生がかいたのは、「新しい委員会を作るキャンペーン第一弾」だった。

「俺の怪我で延期になっていた、このキャンペーンを今から行います。」

先生の言葉に

「やった~」

「うれしい~」

いろんな声が聞こえた。

颯季と目があって、頷いた。

「頑張ろう」そんな声が聞こえた気がした。

「じゃあ。みんなグループに分かれて。今から班で案を一つ選びます。」

グループに分かれていると颯季が隣に来て、

「採用させような。給食ガチ勢委員会」

僕らの戦いが始まった。

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