第4話

カーテンの隙間の朝日が眩しい

真由美は眠たい目をちょっとずつ開けた



天井を見ると夢ではないんだというこを考えてしまった。

そしてベッドから起き上がった



「あー!よく寝た」



ベッドの横にある窓を見ると、昨日の夜雪が降ったのかまた雪が積もっていた。雪が朝日に照らされてきらきらしていた。

こういう景色は、日本と同じ感じなんだなとおもった。




部屋から出ると

コーヒーのいい匂いがした


「おはよう。昨日はよく寝れたか?」

ジャックさんがコーヒーを入れていた。



「おはようございます。よく寝れました。」


「それは良かった。さぁ朝ごはんを食べよう。」


テーブルには、オムレツとベーコンとスープがあった。


「美味しそうー」


「真由美は、コーヒー飲むか?」


「はい!いただきます!」


ジャックは、コーヒーカップを2個持ってキッチンからテーブルに来た。


「それじゃいただこうか」


『いただきます!』


真由美は、この国でもいただきますは、一緒なんだと思った。


真由美は、まずオムレツを食べた。


「!?美味しい!中がトロトロ!」


「そうか?!この卵は、朝鶏小屋から採れたての取ったからな、新鮮だぞ!」


「ここニワトリ飼ってるんですか??」


「そうだぞ!他には馬と牛を数頭飼ってる。」


真由美は、すごいと思った。


「雪が溶けると、野菜を育てて街まで売りに行ってる。」


「この時期は、野菜が取れないから、冬は倉庫にある保存食で過ごすことになる。」


「へー!そうなんですか!」


「今食べてるのは、朝牛から絞ったミルクなど使っているぞ!冬は、酪農でお金を稼いでいるんだ」


「そうなんですか!?だから美味しいんですね!」


ジャックは照れたように

「そうかな?褒められると嬉しい!」

と言って、後ろから尻尾がブンブン振られているのが見える。



真由美は、わんこみたいだなと思った。



「ご飯食べ終わったら、昨日言ってた街に行って服など必要なものを買に行くか!」



「あの、私お金持ってないんですけど・・・」



ジャックは、首を横に振って

「いいんだ。俺に払わせてくれ」


「いいんですか!?でも申し訳ないんで何かお手伝いさせてください!」



ジャックは、頭を書きながら

「うん~・・・じゃあ朝早く起きて俺を起こしてくれ!」


「えっ!それだけでいいんですか?」



「酪農は、朝早く馬と牛のお世話をしなきゃいけないから、朝早いんだ。俺昔から朝起きるのが苦手で・・・」


「じゃあ今までどうやって起きていたんですか?」


「えっそれは、俺の部屋は、朝日が入るからカーテンを開けて、日の光で起きるんだ。」


へーそうなんだと真由美は、思った。


「わかりました!じゃあ明日からジャックさん起こしに行きますね」


「よろしく頼む!」


私は、部屋で昨日来た服で、外に出る準備をした。



「ほんとに起こすだけでいいのかな?」


疑問に思ったけど、ジャックをしっかり起こそうと決意をした。

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