第6話ep.6
ソウ「私達は勇者を補佐して今まで生きてきましたが、だんだんそれも世界が平和になりつつあるこのご時世では必要がなくなり、私達は暇を弄んでいました、そこで私たちが望んだのは私達の上に立つ人を見つける事でしたですが、なかなか私達の上に立つと言うのはハードルが高く300年間1人もいませんでした、私達は考えに考えた結果神様にお願いすることにしたのです、すると神様が「何者にも屈しない不屈者がいづれ現れるだろう」と予言を残して下さったのです、そして私たちはいづれ現れるであろう私達の上に立つ者を迎え入れるためにこの場所を作り、この姿になれる様に鍛錬を積み、何時でもお呼びできるように準備をしていたということです、そしてついに私達の前に現れたのがご主人様なのです!」
とても目を輝かせてこちらを見つめる3人に対しソルトは戸惑っていたそして、
ソルト「多分…人違いだと思います…自分には力なんてありませんしましてやそんなに期待される人間でもありません…自分は…」
これまでの経緯を語ったソルト。
ソウ、ムソウ、アン「「「よしその村滅ぼすか」」」
そう言って村に行こうとする3人。
ソルト「ちょちょちょ待って俺はそんなことして欲しくて言ったんじゃないから!村を追い出されたから俺は3人に出会えたのでむしろ感謝してます」
ムソウ「…まぁそれなら辞めとくか」
アン「そうじゃの」
ソウ「そうですね」
アン「ところでちとわしと戦わんかの?」
勇者になりたかった少年は神様となる ネコチキンもやし @3de56m123
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