2話
ぱくぱくぱく ぱくぱくぱく
ただいまレベル上げ中。
襲われたらすぐ死んじゃうので
進化目指して必死にパクパクしてます。
パクパクしてると口の中に、勝手にプランクトンが入ってくる
お腹もいっぱい、経験値もいっぱい
プランクトン 味はない
魚に味覚あるかどうか分からないし。
食べると経験値が貰えるから、沢山食べて
大っきくなります!
よく食べる子は育つってな(キリッ)
『レベルが《1》上がりました』
ぱくぱく ぱくぱく
『レベルが《1》上がりました』
『種族スキル [吸い込む]を覚えました。』
何か覚えたぞ、新スキルだ
進化まで何も覚えないんじゃないかって思ってたよ。
よかったよかった。
確認しなきゃね
「ぶくーぶく ぶーくぶく」
(ステータスオープン)
[種族]ベイビースモールフィッシュ
[レベル] 4/5
[名前]
HP 7/7
MP 3/3
SP 3
攻撃力: 2
守備力: 4
魔法力: 1
魔守力: 3
素早さ: 5
運:50
スキル
[危機感知]LV1[鑑定]LV1
ユニークスキル
[受け継ぎ]LV1
[経験値2倍]
種族スキル
[高速パクパク]LV1 [吸い込み]LV1
称号
[じゃっこ]
__________
[吸い込み]LV1
水を少し吸い込むことができる。
次のレベルまで[消費SP:5]
[高速パクパク]LV1
1秒間で2回パクパクできる
次のレベルまで[消費SP:5]
__________
吸い込みを使えば、
水と一緒に沢山のプランクトンを食べれるってことかな?
試してみるか!
「ぶくぶく」(吸い込み)
口周りの水が口を通って 体に入ってくる。
自分の体の体積よりたくさんの水が入っていくみたい(感覚的に)
うぐっ、苦しい。
ヤバい。吸い込みした水を吐き出せない。
このままじゃ、死んじゃう。
-1 -1 HPが減っていく感じがする。
俺の魚人生ここまでか、、、、
『レベルが《1》上がりました。進化が可能になりました。
LV5達成 SPボーナスを獲得しました。
LVUP報酬と合わせてSP +5。』
(SPの使い方は後でいい! 進化だ。早く進化しないと死んじまう。)
進化可能
[スモールフィッシュ]
[ベイビートゥースフィッシュ]
すげぇー詳細が見たい。時間がねぇ。
予想するしか無いな。
スモールフィッシュは、今のまま体が大きくなるってことだろうな
名前一緒だし
ベイビートゥースフィッシュは、別種族ってところか?
あんまり悩んでる暇はねぇー。
スモールフィッシュを選んだら、
この先進化できるか分からねぇ。
(ベイビートゥースフィッシュだ! 早く進化しろぉぉ)
『ベイビートゥースフィッシュでよろしいですね?』
今は確認なんかしてる暇ないだろぉ。
あっ意識が朦朧としてきた。
やばい。もうダメかも。
「ぶくっ」(はい)
俺の体白く光出す。
体の周りに煙が立ち始める。
(きもちぃぃぃ)
さっきまでの息苦しさなど、まるで無かったかのような。
心地いい気分になる。
バキバキバギハキ
体の変形が始まった。
(一体どうなってるんだろ〜)
煙が全身を包み込んだ。
少し経つと、煙が消え、体の光も消えていた。
(進化完了かな?
サポートボイス略してサボちゃん 俺進化ちゃんと出来た?)
『はい。進化しています。姿をご自身の姿を確認しますか?』
少し興奮した声で、答えてくれた。
サボちゃん進化見て、興奮したのかな?
(もちろん よろしく頼むよ)
目の前にスクリーンみたいなものが現れ
自分の姿が映し出された。
ほほぉーーこれがベイビートゥースフィッシュか
ベイビースモールフィッシュの2倍は大きいな、
6センチくらいか?
口元には小さな牙が二つ付いていた。
強そうだな。
(サポちゃんパイビートゥースフィッシュの詳細を頼む)
『了解しました。こちらをご覧ください』
スクリーンが写し変わる
[ベイビートゥースフィッシュ]
とても怒りっぽくどんな相手にでも立ち向かう
格上に挑んですぐに死んでしまう
牙が二つ付いている。成長につれ牙が大きくなる。
__________
[種族]ベイビートゥースフィッシュ
[レベル] 1/7
[名前]
HP 6/6
MP 3/3
SP 8
攻撃力: 5
守備力: 2
魔法力: 1
魔守力: 2
素早さ: 5
運:50
スキル
[危機感知]LV1[鑑定]LV1[高速パクパク]LV1
ユニークスキル
[受け継ぎ]LV1
[経験値2倍]
種族スキル
[噛み付く]
__________
攻撃力が高い
牙が付いてるからかな?
それと種族スキルの高速パクパクがスキルに移動している。
[高速パクパク]と[吸い込み]
吸い込みは消えてしまった。もう使いたくないけど。
(ねぇサボちゃん。受け継ぎって、自分で選べないの?)
『進化直前に選択が可能です。
今回は、お急ぎのようでしたので私が勝手に選びました。
申し訳ございません。』
サボちゃんは悲しそうな声で答えてくれた,
(んー ありがと! 助かった。)
『いえいえ、お役に立てて光栄です。』
サボちゃんの声は、少し嬉しそうだった。
さぁてと、スキルレベル上げてみようかな
鑑定を上げるか、危機感知を上げるか。
どっちも捨てがたい。SP沢山欲しい。
現在のSPは、8
片方しか上がれない。
きみにきめた!
『危機感知のレベルを2にしますか?』
(YES!)
『危機感知のスキルレベルが2になりました。』
ビビビーーービビビーーー
レベルを上げた途端、頭の中でブザーが鳴り出した。
[危機感知] LV2
危ないところがなんとな〜くわかる。
命の危険があるとブザーが鳴る。
〜〜〜〜〜〜
作者レポート
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