第2話シロネとドラコの世間話

シロネとドラコは、喫茶店にいる。この喫茶店は、ドラコのお気に入りの店だ。シロネとドラコは、この店で人気のカフェオレと苺のショートケーキのセットを注文して待っている。少し時間が掛かりそうだ。あんた良い人じゃん。ドラコが嬉しそうにシロネを褒めた。シロネが照れくさそうにして魔法が使えるからねとドラコにちょっと自慢気に答えた。宝くじの1等を当てる魔法は、使えないけどねと言ってシロネが笑う。つられてドラコも笑う。私も宝くじの1等を当てる魔法は、使えないわ。ドラコが自虐的な親父ギャグを披露したような顔をして宝くじの1等を当てる魔法を使えないアピールをする。今日の二人は、絶好調だ。そうこうしているうちにカフェオレと苺のショートケーキがきた。苺の酸味と甘味と生クリームとスポンジが美味しい連鎖反応を引き起こしてるわ。苺のショートケーキを食べたシロネが幸せそうな招き猫のような表情で苺のショートケーキの味の食レポをした。カフェオレも美味しいわよ。ドラコが河馬のようにカフェオレをがぶ飲みする。嫌な事を忘れさせる味にゃー。カフェオレを飲んだシロネがとろんとした目をしてカフェオレの食レポをした。ドラコがリューっと唱えた。すると、ケーキのショッキが空中を浮いた。シロネも負けじとにゃーっと唱えた。カフェオレのグラスが空中を浮いた。おもむろにドラコがカバンを取り出した。カバンの中からフライドチキンを取り出した。二人は、がっちり握手をした後にフライドチキンにかぶり付いた。食事が終わった二人は、会計をして店を出た。ドラコが何が一番美味しかった?シロネに聞いた。全部美味しかったよとシロネが答えた。二人は、同時に叫ぶように言った。お前本当に良いヤツー!!!!

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