第23話『勝負の結果』

 松島との勝負が決まってから1週間。


 あれからというもの、松島は青葉との接触を避けるようになり、また青葉も、自分の作品執筆という時間に追われて松島と接する機会が減っていた。


 今は6月だが、来月になれば夏休み前の期末試験が控えている。それまでにはなんとか短編を完成させておきたいという思いから、帰宅後はすぐに作品作りに没頭した。


 以前に松島からダメ出しを食らった短編をリメイクし、キャラシートで肉付けして厚みを増したキャラを文章の中で活躍させていく。


【可愛いく美人な姉から積極的なスキンシップを受ける主人公。

 そんな姉に対し、自分の抱いてしまった感情を隠すため主人公も必死に抵抗する。そして場面も変えて、今度は姉の内心を掘り下げて主人公の過去を紹介し、同時にヒロインが主人公に抱く感情とその葛藤を描く。

 山場では自分の出生を知った主人公とヒロインに溝ができ、しばらく関係がこじれる中でヒロインがピンチに陥り、ヒロインへの気持ちを再確認した主人公がヒロインを救うために立ちあがるという王道展開。

 そして二人は想いを言葉にし合うも、結局は元の関係に収まり、これまでと変わらぬ生活を送って行く――】


 という結末だ。

 最終的に、主人公もヒロインも、互いの今度を考えて身を引くというオチで決着する。

 読者の望む結末かどうかは分からない。それでも青葉は、自分の書きたい内容を詰め込み、話を完結させたのだ。


 主要キャラ二人の視点を別々に執筆し、最後につなげて全体の文章を確認する。


 松島と疎遠になってから一度だけ、青葉のスマホにラインでの連絡が入った。内容はかなりシンプルなもので、『推敲作業は少し時間を空けてすること』とだけ。

 推敲という言葉を知らなかった青葉はすぐに意味を調べ、文章の確認作業であることを知った。そして言葉を調べた過程で、松島が時間を空けて読み返すように言ってきた意味も同時に理解する。


 自分の書いた文章を客観的に見るため。書いた直後はどうしても文章に愛着を持ってしまう。故にちゃんとした作業をするなら間隔を空けるべき、ということらしかった。

 青葉は松島からのラインに『ありがと』と短く返すも、既読すらつくことはなく。

 時は過ぎて6月が終わり、7月に入ったタイミングで青葉は短編を完成させた。

「……よし」


 7月1日。夜。最後のチェックを終えて、青葉は『文豪の卵』に、短編を投稿した。今回はタイトルも松島からのアドバイス通りにつけてある。


『ブラコン姉は隠れ義弟に過激なスキンシップを挑みます』。


 露骨に狙ったタイトルであること。それはそれで読者の興味を引く要素。松島にも始めの頃に言われた、作品作りで羞恥心を捨てること。正直なところ、さすがに初めてつけるタイトルに青葉も若干顔を熱くした。


 しかし全てはまず、読者に読んでもらうため。認識されなければどんな良作も空気と一緒。青葉は『投稿されました』というPC画面の一文を前に息を吐き出すと、椅子に寄りかかって天井を仰ぎ見た。


「さて、俺にできることは取り合えずこんなところか」


 松島から教えてもらったことはそう多くない。しかしこれまで漠然としていた小説を書くための準備という点において、今回は以前よりも時間を掛けてきた。そのおかげか執筆の速度は確実に向上している手応えもあった。


 部屋の時計に目をやると、投稿してから一時間ほどが経過している。ずっと集中していた反動か、長いことぼうっとしてしまったようだ。


 いい時間でもあるし、そろそろ風呂に入るか、と机から離れる。


 普段ならこの段階でアクセス数なりをこらえきれずに確認してしまうが、青葉はPCに背を向けて寝間着と替えの下着を準備して部屋から脱衣所に向かった。


 これから1週間。その間には期末試験が待ち受けている。

 青葉は試験明けに結果を確認するつもりであった。


 そこでもしも総合アクセス『500』以上、かつ総合評価で『20』ポイント以上を獲得していれば青葉の勝ち。

 松島のプライベートなエピソードを一つ聞くことができる。プロの作家であること以外、まるで謎に包まれた彼女の一部を知ることができるのだ。


 ……しかし、青葉自身が己の中に他人への興味が湧いたことに内心で驚きを隠せずにいた。

 彼の基本スタイルは誰に対しても侵さず侵させず、だ。

 だというのに、今の彼は松島の領域にあえて踏み込もうとしている。そして、勝負に負けたそのときは、相手に自分の弱みを一つ明かすことになる。つまりは相手に自分の領域へ踏み込ませる隙を与えることになるのだ。


 大げさな物言いかもしれないが、青葉は自分のことを泉や若林にすらほとんど語ったことはない。見せているのはいつも表層的な部分だけ。それでいい。自分はそれでいい。それでうまくやれてきた。幸もないが不幸もない。そんな人間関係だけで満足だったはずだ。


 ではなぜ、今になって青葉は松島のことを、知ろう、などと思ったのか。


「寝るか……」


 今の自分にできることは全てやった。

 

 あとは天命を待つのみ。それよりも、今は目下に迫った期末試験である。今日まで松島との小説講座に時間を割いてきた手前あまり勉強できていない。今からでも焦って試験勉強に励むべきだろう。


「そういや、あいつも試験勉強とすんのかな」


 ベッドで丸くなる青葉。アラーム代わりに枕元に置いておいたスマホを手元に引き寄せる。ラインのアイコンをタップ。デフォルトアイコンに『THUKI』とユーザーネームが記載された一行を前にしばらく画面との睨めっこを続ける。

 

 が、「なにしてんだ俺」とスマホを閉じて元の位置に戻した。


 他人のことを気にしていられるほど青葉は余裕があるわけではない。成績は下位ではないが油断できる順位でもない。


 青葉は意識を試験へと移行させ、そのまま今日は眠りについた。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 土曜日。期末試験が終わったあとの弛緩した空気の教室。青葉がクラスを見渡すと、泉が拳を上げて「終・了~~~ッッ!!」と声を上げて周りのクラスメイト(主に男子)とハイタッチを交わしていく。


 教室の中ではみな口々に「終わった~!」「終わった……」と、ニュアンスの異なる言葉が飛び交う。テストへの手応えに対する反応は十人十色だ。


 青葉はそんなクラスの空気の中にあって、ひとり誰とも関わることなく、ただ黙々と帰宅の準備を進めている松島へと視線を移動させた。彼女はバックに教科書やノートをしまうと、スマホを取り出しなにやら操作し始めた。


 すると、青葉のスマホが小さくバイブ。ポケットから取り出して確認してみると、しばらくぶりに松島からラインが届いていた。


『結果を確認するからいつもの場所で』


 簡素な文面。

 青葉が短編を投稿してから今日でちょうど1週間。約束の期日である。


「よぉ青葉! 試験の打ち上げってことで、これから皆でカラオケ行くんだどよ。お前も来ねぇか?」

 と、スマホを確認していた青葉に泉がそんな誘いをしてきた。

「悪い。これから用事あんだわ」

「そっか。了解。じゃまた別の機会にな! じゃあな!」


 特に揉めることもなく引き下がっていった泉。

 彼は入り口に集まっていた男子グループや村田のグループに合流して教室から出ていった。それを見届けて、青葉もバックを肩に担ぎ、松島が待っているであろう、いつもの西階段の踊り場へと向かう。


 しかし、机が積み重なったバリケードを抜けた先には誰もおらず、青葉は首を傾げた。


「あれ、いねぇな」


 屋上へ上がる階段をのぼってみたが、そこにもやはり松島の姿はなかった。スマホを取り出してみても、松島からの連絡はなし。


「……待ってますか」


  青葉はふだん松島が使用している椅子に腰かけて、手ごろなところにあったライトノベルに手を伸ばしてそのまま読書に入る。しばらくするとバリケード外の階段を上ってくる上履きのパカンパカンという音が聞き取れた。


 ラノベから顔を上げた青葉。バリケードの隙間を潜って姿を見せたのは、やはり松島だった。


「はぁ……ごめんなさい。少し用事があって遅くなったわ」


 なぜか溜息まじりに、スカートを整えながら松島が謝罪してきた。いつもと少し様子の異なる松島に、青葉は疑問を投げかける。


「用事?」

「気にしないで。大したことじゃないから」

「さいですか」

「ええ…………ねぇ青葉君……この前きいてきた同性愛の話って……」

「うん? わり、なんだって?」


 小さな声で、松島が青葉に何事か尋ねてこようと口を開いた。しかし彼女は、


「いえ……やっぱりなんでもないわ。ごめんなさい。それより、さっさと結果を確認してしまいましょう」

「……ああ」


 松島は首を振り、「そこ、どいてもらえる」と、青葉を椅子から追い出して腰掛ける。


 青葉は開いていたラノベを閉じて元の位置に戻し、ポケットからスマホを取り出した。


「投稿してからの評価推移はどうだったかしら?」

「いや、今日まで何も確認してないな。期末もあったし」

「ああ、なるほど。まぁ青葉君の学力だと勉強せずに試験に臨むのは無謀かもしれなわねクラス内順位ちょうど中間を行ったり来しているくらいだし」

「松島ってなんやかんや周りのこと見てるよな」

「記憶しているだけ。私、学力も高いけど記憶力もいいの」

「知ってる」


 学年で10位圏内というのは前に本人から聞いた。


「松島ってテスト勉強とかしてるのか?」

「してないわ。それより執筆してた方が有意義だもの」


 あっけからんと口にする松島。神様は天から二物も三物も一人の人間に与えるらしい。平凡を地で行く青葉には羨ましい限りである。


「そんなことはどうでもいいの。それで、結果はどうだったのかしら? 早く見せなさい」


 松島に急かされて青葉は『文豪の卵』にアクセス。マイページを開く。作品一覧の最上部にタイトルが見える。知れず、タイトルをタップする指に緊張が伝わってくる。


「…………………アクセス数は……っ!? 『611』!」

「あら、意外と稼いだのね」

「…………」

「青葉君? なにを呆けてるの?」

「いや、えっと……こんな数字見たの、初めてだったから」


 ともすれば今まで青葉が書き上げてきた連作のアクセス数を合計した数字の三分の一ほどにもなる。それだけの数字をたったの一作で稼げたという事実に青葉は小さな感動を覚えていた。


「喜んでいるところ悪いけど総合評価はどうだったのかしら」

「あ、ああ。すぐに確認する」


 ページを下にスライドさせれば評価はすぐに確認することができる。はやる気持ちを抑えて、青葉は画面をスクロールさせて『小説情報』内に記載さえている『総合評価』を確認する――

「総合評価……――『23』!? ブックマークも『四つ』ついてる! 評価も! 『13』!」


 ブックマークの評価点数は登録者×2点。評価は最大で10点まで読者が与えることができる。評価人数は二人。誰がどれだけの点数を入れたかの確認はサイトの仕様でできないが、青菜はこの結果に自分が松島と勝負をしていたことも忘れて画面に見入ってしまった。


 しかし、そんな青葉の傍らで、松島は眼鏡の奥で目を細めて腕を組んでいた。


「……おめでとう。無事に課題をクリアしたわね」

「ああ。こんなに数字が付いた作品、初めてだ」


 口元が緩むのを止められない。しかし仕方ない。青菜にとっては初めてのブックマークであり、初めての評価だったのだから。


「な、なぁ……もしかして、松島が評価やブックマークしてたりとか」

「そんなわけないでしょ。それじゃフェアじゃないわ」


 それはつまり、青葉が書いた作品の魅力だけで得た成果ということ。その事実になおも青葉のテンションは上がってしまう。


「やっぱりプロに教えてもらったからだよな。こんなすぐに成果が出るなんて」

「そうね。さすがは私だと自分で自分を褒めてあげたいくらいだわ。それで、どうするの?」

「え?」

「私の恥ずかしい秘密、知りたいの?」

「あ……ああ~……」


 すっかり忘れていた。そもそもこれは松島からの課題であり彼女との勝負だったのだ。


 今までまるで見向きもされていなかった自分の作品に評価点までつくという事態に完全に失念していた。


「いや、今回の結果だけで俺は」という言葉が口を突いて出てきそうになるのを堪え、青葉は目の前の少女に対する興味もこれだけの結果を出す要因の一つであったのだと思い至る。


「じゃあ。なにか一つ、教えてもらっていいか?」

「……そうね。そういう話だったものね……いいわ。私の、とっておきの秘密、教えてあげる」


 松島は特に抵抗もなく、両手を上げて降参のポーズをとって見せる。さて、彼女はいったいどんな秘密を明かしてくるのだろうか。あるいは、適当なことを口にして場を誤魔化してくるか……

 松島はスカートのポケットに手を入れて、名刺サイズの生徒手帳を取り出すと、顔写真とともに個人の情報を開いて青葉に手渡してきた。


「それが、私の最も隠しておきたい秘密よ」

「はい?」


 生徒手帳には、今の松島とは違う、髪を真っ直ぐに下ろし、眼鏡も掛けていない、素の状態である彼女が映っている。写真で見てもかなりの美人。更には彼女の現住所に、生年月日――


「へぇ、松島って3月3日生まれなのか」


 青葉と同じ年の3月生まれ。しかも桃の節句、女の子のお祭りの日とは。


「…………ええ、そうよ」


 松島は腕を組んだまま肯定する。

 なんとなく『らしい』と青葉は思った。性格的なキツさは別にしても、見た目は美人で髪の黒さも大和撫子といって差し支えない。


「あれ、松島の住んでる場所って……」


 ふと目に入ってきた住所は、青葉の住むマンションから近い場所だった。しかし以前に地下鉄で彼女を見かけていたことを考えれば住所が近いという点はすぐに納得できた。


「もういいかしら」

「あ」


 松島は青葉の手から生徒手帳を取り上げると、再び制服の内側にしまい込んでしまった。


「それが、松島の恥ずかしい秘密?」

「そうよ。とっておきのね」

「どこが?」

「女子生徒のプロフィールとかかなり貴重な情報でしょ」

「ええ~」

「なに、不満なの?」

「いや、もっとこう、プライベート的な」

「あ?」

「なんでもないですありがとうございました」


 鋭く睨み付けられ、青葉はしぶしぶ引き下がった。とはいえ、


「松島って、俺んちの近くに住んでたんだな」

「あらそうなの。だからって気安くうちに来ようなんて思わないでね」

「え? ダメ?」

「ダメに決まってるでしょなんでいいと思えるのよ」

「いやむしろ住所を明かしたってことはそういうことかと」

「頭の中でマンドラゴラでも栽培してるの? 脳みそもしかして死んでない?」


 あからさまな軽蔑の眼差し。もうすぐ夏休みに入る。先日の駅前のような件もあるし、互いの自宅でこれからのラノベ講座を開いていくのかと思っていたのだが。どうやらそういうことではないらしい。


「夏休みは私にとって貴重な時間なの。一日中引きこもって執筆できるこの機会に余計なことで煩わしい思いをしたくないのよ」


 ……てことは、夏休み中の講義はなしか。


 と青葉はひとり小さく落胆する。夏休みと言えばラノベ的には大きなイベントだが、やはり世の中、全てがラノベの様にはいかないらしい。


「それと、休みまでまだ時間もあるし、とりあえず今回のようにいくつか短編を仕上げてみてもいいかもしれないわね。ラブコメももちろんいいけど、人気の異世界転生に、ギャグコメ、なんでもいいわ。なんとなくその場で思いついたネタを短編として執筆することで、物語を常に考える頭と、文章力の強化も狙えるはずだから」

「分かった」

「さて、それじゃ青葉君……私との勝負に勝ったくらいなんだから、それはもう立派に物語を書けるようになったのよね?」

「え? いや……どうだろう……」


 なにやら松島の背後からドス黒いオーラが放出されているような気がする。

 心なしかその瞳もどこか鋭利な光を宿しているように思えた。

 思わずブルリを青葉は震えてしまう。なにやら今から心臓に悪そうなことが起きな予感がビンビンに伝わってくるようだ。


「謙遜しなくていいわ人の恥ずかしい秘密を知ったんだもの私に恥部を晒させた作品がどんなものかキチンと評価してあげなきゃいけないでしょそうでしょそうに決まってるわさぁレビューの時間よ腹に力を入れておきなさい青葉君」


 松島は笑顔だった。ただし目が笑ってない。口の動きだけが弧を描く。完全に殺人鬼のそれだ。殺されるのはもちろん青葉のメンタルである。

 

 ……アレ、俺もしかして、地雷踏んだ?


 どこに埋まっていたのか、そもそも何が地雷だったのかもしれなぬまま、松島はまるで手心をどっかに放り捨てて来たかのような痛烈極まる批判の嵐を青葉に投げつけた。

 

 キャラが設定に対して矛盾のある行動をしている点、場面ごとの情景描写の欠如、会話文と地の文の扱い方の拙さ……などなど。

 

 かつてないほどの苛烈な評価に、青葉の精神はまるでミキサーに掛けられたかのごとく粉みじんにされてしまった。


「――さて、こんなところかしらね。まだまだ文章を書く経験値が青葉君には足りてないわ。短編の執筆と同時に他の作品に常に触れ続けること。そしてその文章構成や見せ方をダラダラと読むんじゃなくてキチンと自分なりに分析するのよ。いいわね?」

「はい……」

「よろしい。今日はここまでにしましょう。さっきも言ったけど、青葉君は休みまでにキチンと短編を執筆すること。目標は最低で20本よ」

「にじゅっ!?」

「それじゃ、また明日……青葉君」


 青葉に背を向けて、荷物をまとめると松島はすぐにバリケードの向こう側へと消えていった。後には、ひとり残される青葉だけ。


「……もしかして、避けられた?」


 なんとなくそう感じた。

 

 普段の松島もなかなかに毒を吐くキャラだが、今日のはどうにも様子が違っていたように青葉には思えた。

 

 それはまるで、自分のなにかをひた隠しにするために、あのように捲し立てて来たのではなかろうか……だとしたら、松島が見せたあの学生証には、それだけ彼女にとっての重要な何かが隠されていたのではないのか。


 しかし、それだけ考えても、青葉はあの学生証から松島の秘め事を読み解くことはできなかった。


 一人取り残された青葉は、松島が消えたバリケードを見上げ、それがまるで彼女の心を覆い隠す壁のように思えてならなかった。

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