第16話 急展開
私たちは国に戻り報酬を受け取り魔王城に戻った。この旅の難易度は低かったが私はアヤのことがわかった気がした。
アヤ「来週はどうしますか?」
気が早いアヤに
魔王「ちょっと難易度を上げてもいいかもな」
アヤと言葉を交わらせながら魔王城のドアを開けた。
照明に明かりがともってなかった。
魔王「おかしい、今日はセバスがいるはず」
アヤにそう聞いた時、横から殺気を感じた。
咄嗟にアヤも包み込むくらいの大きさの魔法・物理結界を張った。
すごい速度で突っ込んできた剣士をはじき飛ばし、私はアヤを連れ近くの部屋に逃げ込んだ。
勇者会の人間だろうか?しかし、こんな強さの人間は見たことがない。
今のアヤでは絶対に勝てない。
魔王「ここはキッチンか?」
私たちはキッチンに逃げ込んだようだ。
アヤ「魔王様今のは?」
アヤは目でも追えてなかったようだ。
魔王「セバス来い‼」
私はアヤの言葉を無視しセバスを呼んだ。
セバス「申し訳ありません。魔王様、侵入者を許してしまい、、、」
セバスは私に呼び出された直後、謝罪入れた。
魔王「セバス、謝るなあいつはお前が相手でも少しつらいだろう」
それよりも他が優先だ
魔王「アヤを連れて逃げろ」
アヤ「魔王様⁈」
アヤが驚いているがそれどころではない
私たちが逃げ込んだところから火球が飛んできた。これは、少なくともレベル4はあるようだ。それを、防ぎアヤをさとした。
魔王「あいつには、絶対勝てない、だから逃げろ」
あの剣士からは懐かしいような魔力を感じた。
アヤ「しかし、、」
ついてきたそうだったので、私はセバスに命令した。
魔王「セバス、アヤを連れていけ」
セバス「了解しました。」
少しかわいそうだが、仕方ないと私の中で抑え込んだ。
セバスはアヤを抱え走っていった。
アヤ「魔王様、魔王様ーーー」
アヤの声が遠くなっていくのを感じながら火球を打ってきた剣士の方に向きなおした。
魔王「お前何もんだ?」
煙の中から歩いてきた。
???「私は勇者、、、」
また、勇者会かと思ったが、、
そいつはフードを取り、少女が顔を出した。
ケレン「勇者アレスの子孫だ‼」
勇者アレスの子孫だと⁉私がそう思った時には少女は私の近くに飛んできていた。
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