第7話 ギルドについて
私とアヤは一際賑わっているギルドの前を通りかかった時、私の足が止まった。
仕事といえば冒険者は何をしているのか気になった。
魔王「アヤ、お前は冒険者についてわかることはあるか?」
アヤ「すいません。危険と報酬が見合っているということしか」
確かにギルドの看板には危険度と報酬が書かれており最高難易度のドラゴン討伐クエストでは10ゴールド(70万円)と書かれている。
それにしても危険と報酬が見合うのは当たり前の事ではないのだろうか、たまにアヤは天然なところがあると感じた瞬間であった。
魔王「しかし、最高で10ゴールドか、、、やってみたいな」
私は仕事としてではなく趣味として冒険者をやりたくなった。
アヤ「それはまた突然ですね」
魔王「もちろん。人の考えとは、突然決まる事もある」
私は子供の様な足取りでギルドの中に入った
~ギルド~
受付嬢「こんにちは。初めての方ですか?」
内装はとてもきれいだった
魔王「初めてです」
受付嬢「お連れの方は登録しますか?」
受付嬢はアヤの方を見た、アヤを私の趣味に付き合わせる訳にもいかないので断ろうとしたが
アヤ「はい」
アヤが承諾した、
魔王「アヤ、お前は私に付きなわなくてもいいんだぞ?」
私は小声でアヤに聞いた
アヤ「大丈夫です、私は魔王様に死ぬまでついていきます」
私はまたドキっとしてしまった。
受付嬢「では、名前の登録をお願いします」
私とアヤは登録用紙に目を向けた。
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