第5話 仕事の終わりと始まり

私は、アヤの道具屋にやってきた。アヤの道具屋はいうほど小さくない何ならこの町で一番大きいくらいだ。しかし、それ以上に、エリクサーが高いらしいのだ。

アヤ「これが父です」

アヤの親は確かにひどい状態だった、この病気はじわじわと体を蝕む病気のデポ病である直す方法は一級魔術師の魔法であるケリンか、エリクサー並みの効果を持つポーチョンである。ポーチョンはケリン草を濃縮したものである。

魔王「おい、アヤ、ケリン草はあるか?」

アヤ「ケリン草ってどこにでも生えている薬草ですよね?」

魔王「ケリン草は濃縮度数を変えれば大体の傷や病気は治る」

私はアヤからケリン草を受け取りながら言った。

私はお遊び程度には薬が作れる。

アヤ「すごい、、、」

アヤは驚きの声をあげながら私の作業を見ていた。

魔王「できた」

私が作ったのはポーチョンの一段階上のポッチョンである。

魔王「これをお前の親に飲ませてやればすぐに良くなるぞ」

アヤは急いでそれを持って親の元へ向かった。

アヤ「お父さん、これ飲んで」

そして、一口飲みすぐあとに体の衰弱した場所が治った。

そしてその後、

アヤの父「俺の命を助けていただきありがとうございます、この御恩どうお返しすれば、しかも魔王様にお助けいただけるなんて、なんなりと」

私は少し照れくさくなった。

魔王「お前の名は?」

アキタケ「俺の名前はアキタケって言います」

私がアキタケに命令するとしたら、ちょっとカッコつけて、

魔王「では、道具屋のアキタケお前に命じる、お前の娘であるアヤをいただこう」

何故かプロポーズみたいになったし、アヤは赤くなってるし、

アキタケ「そのようなことで、よろしいのですか、であればなんなりと私の娘をよろしくお願いいたします」

私たちは道具屋をでた。

アヤ「では、これからよろしくお願いします魔王様」

私は不意にドキッとしてしまった。

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