第47話一章のあらすじ&キャラ紹介 ※一章のネタバレ注意
お待たせいたしました。
二章「学園の始まり」編は明日から毎日更新していきます。
本日は内容を忘れてしまった方のために(私はよく忘れる)一章のあらすじとキャラ紹介を先に更新しますね!
こちらは読んでも読まなくても大丈夫です。
【一章のあらすじ】
王太子を暗殺したという無実の罪により、断罪された公爵令嬢レセリカ・ベッドフォード。首を落とされたかに思えたその瞬間……気付けばレセリカは七歳の頃に戻っていた。
彼女は困惑しながらも状況を少しずつ受け止め、せっかくやり直しのチャンスを与えられたのだからと我慢を止め、以前とは違う行動を心がけていく。
父親譲りの無表情、有能すぎるがゆえに誤解されやすかったレセリカは、本音を口にしていくことでいつの間にか周囲の人たちの心を掴んでいく。
父親、弟、使用人たちや有名ドレスデザイナー。それから、王太子セオフィラス。
また、自分も言い訳をして逃げてばかりで向き合っていなかったことに気付き、日々を大切に生きたいと思うようになっていった。
その裏で、前の人生の時と同じように進む怪しい話も。
セオフィラスに思いを寄せる伯爵令嬢ラティーシャ、そんな彼女の婚約者にと名乗りを上げるアディントン伯爵家長男。前の人生で自分を糾弾した者たちはすでに人知れず接触していた。
そんな中、前の人生ではアディントン家の奴隷となっていた風の一族の少年と出会う。危ないところを救ったことをキッカケに親しくなった少年は、レセリカを生涯の主と決めた。
レセリカ専属侍女ダリアの正体に心を揺らしたり、従者となった少年が奴隷になってしまわないか心配したりと落ち着かないレセリカだったが、セオフィラスの暗殺阻止に向けて行動を開始する。
まずは前の人生では通うことのなかった、セオフィラスも通う王立イグリハイム学園へ入学することを決めたのだった。
【キャラ紹介】※年齢は二章開始時のもの
レセリカ・ベッドフォード(9)
ベッドフォード公爵家長女。期待に応えようと必死で頑張る努力家だが、想定外の出来事に弱く、慌てることも。無表情がデフォルトだが、二度目の人生で本音を告げるようになってから少し笑うことが増えた。王太子の婚約者に選ばれる。
ロミオ・ベッドフォード(8)
ベッドフォード公爵家長男でレセリカの弟。姉様大好き。姉様は僕が守る。感情表現豊かで、厳かな雰囲気になりがちなベッドフォード家の光。前の人生では萎縮してオドオドした少年だったが、家族と和解してからというもの頼もしく成長しつつある。
オージアス・ベッドフォード
ベッドフォード公爵家当主。妻を亡くしてからというもの、子どもへの接し方が分からずひたすら厳しくしていたが、内心では子どもたちの愛で溢れている。意外とチョロい。自他共に認める冷血漢。
セオフィラス・ロア・バラージュ(10)
ラティーシャ・フロックハート(9)
フロックハート伯爵家長女。兄がいる。セオフィラスの絵姿に一目惚れしてからずっと一途に思い続けている。婚約者候補の一人だったがレセリカが選ばれたため嫉妬の炎を燃やす。人当たりが良く、自分が可愛いことを自覚している。
風の少年 (ヒューイ・ウィンジェイド)
不思議な力を使う元素の一族が一つ、風の一族の少年。生涯でただ一人のために尽くす一族で、レセリカを主人に選ぶ。情報収集が得意。誰が相手でも態度を変えない、明るく飄々とした性格。貴族が大嫌い。
ダリア(ダリア・レッドグレーブ)
レセリカ付きの侍女。護衛もこなす完璧メイドだが、実は火の一族から追放されたという過去を持つ。今はその過去を隠し、レセリカに仕えている。レセリカ第一主義。風の少年に対抗心を抱いている。
リリカ・ベッドフォード
レセリカ、ロミオの母親。ロミオの出産後、しばらくして亡くなっている。
パーシヴァル・オル・バラージュ
聖エデルバラージ王国の現国王。
フローラ・バラージュ
セオフィラスの姉。九歳の時、毒で亡くなる。
エグバート・マッカロー
レセリカ、ロミオの伯父で、オージアスの悪友。
レディ・ジョー
有名ドレスデザイナー。迫力美人。
アリシア、ケイティ(9)
ラティーシャの親友。
キャロル(9)
ラティーシャのお茶会に参加した商家の娘。
ジェイル・ヴィシャス(11)、フィンレイ・バクスター(10)
セオフィラスの幼馴染み兼護衛候補。
アディントン伯爵家
当主は前の人生でヒューイを奴隷にし、長男は無実の罪でレセリカを糾弾した。
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