第4話 『怪盗ねずみ男?』
《事実》
これは、はるか、40数年前。
やましんの、当時の下宿にて。
明け方であった。
突然、屋根の上を駆け回る音がして
『あ、ちくしょう。いてて。』
どっすーん。
と、いったが、しかし、ぶつん、と、静になり、とくに、誰かがそこに落ちていたとか、走り去ったとか、は、確認されなかったのである。
《検証》
不可能。
ま、ほかの下宿人が、なにか知っているかも知れないが。なんだか、先輩が、『あれはね………、』とか、そんな話し、あとからしていたのを、聞いたような気もするが。
《妄想》
①酔っぱらった、誰かが、屋根の上を、文字通り、走り回ったのであり、たまたま、わが下宿の上で転んだが、転落はせず、その先は、慎重に、静かに、また、となりの屋根へと、飛びうつっていったのだ。まるで、アニメみたいだが。(体操部の人あたりでないと、難しいかも。)
②通りすがりの幽霊さんが、屋根の上を走り回ったうえ、我が下宿の上で、転倒したのだが、そこで、消えてしまった。
③宇宙人さんが、屋根の上を走り回ったが、すべって転倒して、恥ずかしくて、すぐ、宇宙船に帰った。
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