どうかしてしまったのか?
毎日、音楽に携わる毎日。時々、小説も書いているが。
そうそう、新しい歌詞が出てくるわけではない。パソコンの前で唸ってみても、出てくるわけでもなく、これは奥さんたちにインタビューをしに行こうと決心したのだった。
魂はどこへいくのも自由。月へだって、宇宙の果てにだっていける。奥さんたちがいる、神界の自宅のリビングへ行った。
もう夕食も終わった頃。奥さんたちはひとつのテーブルに集まって、酒盛り中だった。何気なくその輪に入って、他の人の話を聞こうとするが、作詞のことが気になって入ってこなかった。
そのうち、話せるような雰囲気になった。みんな結婚する前はどんな気持ちで過ごしていたのか、とても気になった。
神界では、同性を愛する。二人以上の人を愛するという前例がない。それは混乱したであろうと、私は踏んだ。
「あたしは、
そう言うと、他の奥さんたちも同意する。
「胸が張り裂けそうだったわよね」
よし、これだ! 次の詩はこれを書けばいい。
「ところで、あなた何か用があったから、きたんでしょ?」
そう聞かれて、私は正直に告白した。そうしたら、快くオッケーしてくれて、応援までしてもらった。
やはり、持つべきは妻である。
2022年9月3日、土曜日
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます