子供たちのおかげ

 私はとある精神病を患っている。そのため、規則正しい生活をすることが大切である。


 物事に熱中しやすいのも、病気が原因だったりもする。


 朝起きてすぐに音楽を始めてしまうと、小説を公開をするのを忘れたまま、夜になることもしばしば。最近、毎日が早く過ぎてゆく。


 下手をすると、眠る時間を削ってでもやろうとする。病状のひとつに、眠らなくても絶好調で物事をこなすことができるからだ。


 しかし、とてもいいストッパー役が我が家にはいた。それは子供たちだ。彼らは五歳。夜八時になると、『ママ、眠くなった〜!』と走り寄ってくる。


 子供がきては、音楽を続けることはできず、


「じゃあ、寝ようか」


 と言って、寝る準備を始めて、いつも通りの時刻に就寝することができている。

 小さな人たちに感謝である。


 2022年1月22日、土曜日

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