第16話 制御
あれから色々なことをした。
例えばロボット作ったり、戦車作ったり、ミサイルも作った。パソコンやスマホなどの電子機器も作った。まぁ色々作った。
他にも乗馬や囲碁、将棋、チェス、釣りなどの遊びもいくつかやった。
あとは兵法書を読んだりして戦術について学んだりもした。
他にもいろいろな本を読んだ。
やれることは一通りやったと思う。
そろそろ終わりが見えてきたかな?
とか思ってたらシーさんが話しかけてきた。
「マスター、そろそろ最後の修練を始めましょうか。」
最後の修練!?
ついにこの地獄が終わるのか!
「で、何をするの?一万年間敵の猛攻を耐え続けるとか?」
「いえ、もっと難しいです。やるのは制御です。」
制御?
それが一万年間敵の猛攻を耐え続ける事より難しいのか?
そんなことを考えているとシーさんが話し始めた。
「では、手始めとしてこれから始めましょうか。」
そういってシーさんが取り出したのは、一番最初の修練で使っていた修練用の剣だ。
「これをどうすればいいの?」
「簡単なことです、これを普通に振ってください。」
そんなことが制御の修練と何の関係があるのかと思いつつも、
剣を普通に振った。
「フン!」
バキバキバキバキ!
は?
なんか剣は粉々になったし、周りも何もなくなった。
「まっ、そういうことですね。」
あぁそういうことか...
やっぱり俺は化け物だったのか...
今さらか...
「マスターには最終的にこれをこれを普通に振って壊さないようになってもらいます。」
これは確かに難しいかも...
僕が絶望してると、シーさんが何か取り出した。
「手始めにマスターにはこのガラス球を握って壊さないようになってもらいます。」
まだ地獄は終わらない...
**********
あれからずいぶん経った。
「おめでとうございますマスター、目標達成ですね。」
よ、ようやく終わったのか...
あの気の遠くなるような地獄は終わったのか...
あれからの制御の修練はとにかくつらかった。
力を発散できないのはもうこりごりだ。
まぁそんなこんなで修練も一通り終わったので、現在のステータスを確認する。
NAME 神白 優
LEVEL 99GLv
HP 99G
MP 99G
SP 99G
STR 495G
ATK 99G
VIT 99G
AGI 99G
DEX 99G
INT 99G
LUK 1000
SKIL
不滅 神の間 進化 万能 創造 制御
神体 神速 神考 全無効 強化
神氣術 神武術 神魔術 魔素支配 魔呼吸 術融合
真神白流剣術終章 神武術 神白忍術獄伝 極魔法陣魔法理論
ITEM
無刀 不可次
魔銃 終天
神鎧 冥獄
うん、いろいろツッコミたいところがある。
まずSTR、レベルも色々おかしいだろ!
無刀 不可次 を装備したらえらいことになるぞ!
そしてスキルもだ!
めっちゃ減ってんじゃん!
でもたぶん不滅ってのは不老不死の上位互換だよなぁ。
他にも、修練の間は神の間に、成長の加護は進化にって感じかな。
悪いことではないか...
あとちゃっかり新項目できてるし。
アイテムはたぶん今装備してるものの事だな。
だって空間魔法を使ってしまってある物は入ってないからな。
ちなみに魔銃 終天は色々な形の銃に変化する最強の銃だ。
そして神鎧 冥獄は見た目はただの黒い鎧とコートだが、ものすごく付与がされており、すごく堅い。
と一人で思考しているとシーさんがまた話しかけてきた。
「おめでとうございますマスター、あなたは神に至りました。」
は?
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