第14話 鍛冶

「マスター、まずは武具製作の基本として鍛冶から始めましょう。」


鍛冶かぁ。大変そうだなぁ。


「シーさん、具体的には何をするの?」


「そうですね、まずは鍛冶の基本を学びましょうか。」


シーさんによるとこうだ。

鍛冶で大切なことは素材と心を通わせること、だそうだ。

シーさんがそんなアバウトなことを言うとは思わなかったが、

シーさん曰く心がこもっていない武器や防具はすぐに壊れてしまうそうだ。


「それではまずは剣を作りましょうか。」


**********


それからはずっと剣を作っていった...

最初は鉄とかで作っていったが、だんだんランクの高い素材を使うようになっていった。例えば、魔鉄、黒鉄、ミスリル、オリハルコン、アダマンタイトなど、さらにはオーガキングの角や大妖怪の爪、ドラゴンの鱗、邪神の核、なんかの超文明の機械の破片など様々だ。素材については、魔鉄は魔力を含んでいる鉄、黒鉄がものすごく硬い鉄、ミスリルは魔力をよく通す金属、オリハルコンが魔力を全然通さない金属、アダマンタイトが神が扱う金属、というような具合だ。

うん、すごいね。なんだよ神が扱う金属って...

そんなことは置いておいて、最終的にはすごくいい剣ができたと思っている。

その剣がこれらだ。


NAME 魔刀 宵烏よいがらす

STR +11G

ATK +1G

VIT +1G

AGI +1G

DEX +3G

INT +4G

LUK +1G

SKIL 魔斬一閃


これは魔鉄で作った剣だ。

魔力を流すことで鋭くなる剣だ。


NAME 黒刀 影光かげみつ

STR +14G

ATK +4G

VIT +1G

AGI +5G

DEX +2G

INT +1G

LUK +1G

SKIL 影切


これは黒鉄で作った剣だ。

素早く敵を切り伏せるのに向いている剣だ。


NAME 聖刀 緋雷丸ひらいまる

STR +28G

ATK +4G

VIT +3G

AGI +2G

DEX +2G

INT +2G

LUK +5G

SKIL 雷鳴突


これはミスリルで作った剣だ。

魔力を流すと雷を纏い、敵を一撃で葬れる必殺の剣だ。


NAME 絶刀 岩断がんだん

STR +28G

ATK +8G

VIT +7G

AGI +4G

DEX +3G

INT +2G

LUK +4G

SKIL 岩斬


これはオリハルコンで作った魔力を全然通さない剣だ。

この剣は巨大な岩すらも断つ。


NAME 神刀 怒空どくう

STR +54G

ATK +9G

VIT +9G

AGI +9G

DEX +9G

INT +9G

LUK +9G

SKIL 神威


これはオリハルコンで作られた剣だ。

はっきり言って凄く強い。


NAME 鬼刀 獄王ごくおう

STR +59G

ATK +21G

VIT +14G

AGI +9G

DEX +5G

INT +4G

LUK +6G

SKIL 大覇鬼王


これはオーガキングの角で作られた剣だ。

攻撃力抜群の破壊専門の剣だ。


NAME 妖刀 宗近むねちか

STR +90G

ATK +13G

VIT +12G

AGI +11G

DEX +15G

INT +32G

LUK +7G

SKIL 呪怠


この剣は大妖怪の爪から作られた。

切り殺すというよりかは呪い殺すことに特化している。


NAME 龍刀 牙龍天がりゅうてん

STR +273G

ATK +91G

VIT +63G

AGI +52G

DEX +17G

INT +42G

LUK +8G

SKIL 逆鱗


これは龍の鱗から作られたものだ。

これは攻撃力が高い剣で、魔力の通りも悪くない。


NAME 邪刀 愚夢ぐむ

STR +380G

ATK +92G

VIT +68G

AGI +61G

DEX +46G

INT +81G

LUK +32G

SKIL 苦夢


この剣は邪神の核でできた剣だ。

比較的万能な剣の一つでもある。


NAME 機刀 神砕改じんさいかい

STR +462G

ATK +99G

VIT +84G

AGI +86G

DEX +65G

INT +97G

LUK +31G

SKIL 殺神斬


これは謎の機械を使って作った剣だ。

全体的に能力が高く色々できる。


NAME 無刀 不可次ふかじ

STR +594G

ATK +99G

VIT +99G

AGI +99G

DEX +99G

INT +99G

LUK +99G

SKIL 無獄天


この剣が一番ヤバい。

色々な素材を混ぜ合わせて遊び感覚で作ったらこうなった。

そして一番僕との相性がいい。


と、まぁこんな感じだ。

普通にえぐい。

怖くて普通には扱えない。


なんて考えていると急にシーさんが話しかけてきた。


「マスター、鍛冶もだいぶ良いので次のステップに進みましょうか。」


次のステップ?


「はい、鍛冶の次は魔道具製作です。」





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