第13話 耐久
「つ、疲れたー」
「ほら、何休んでいるんですか。」
こ、この野郎。
こっちがどれだけ疲れていると思っているんだ。
自分が俺に、最上級邪神1000体討伐十日間耐久、とかいう意味が分からないものをやらせていたんだろうが。
「ほら早く。次は一カ月耐久をやるんですから。」
ふ、ふざけてやがる...
**********
あれから一年耐久、二年耐久と増えていき、今では千年耐久などという考えるだけでもおぞましいものをやっている。本当に頭がおかしい!
というかこれを耐えれれる僕もおかしい。
たぶん俺は人間をやめているのだと思う...
そんなことは置いておいて、本当につらかった。
何が辛かったって、もちろん何年も戦い続けるのもつらかったけど、それと同じくらい辛かったことがあった。
それは、様々な能力を使って戦うということだ。
例えば剣術と魔法を同時に使う見たい感じだ。
簡単に言えば技の融合だ。
これが、だいぶ難しく新しいスキルを覚えるほどだ。
ということで、これが今のステータス。
NAME 神白 優
LEVEL 2GLv
HP 5G
MP 5G
SP 6G
STR 32G
ATK 8G
VIT 5G
AGI 6G
DEX 7G
INT 6G
LUK 1000
SKIL
不老不死 修練の間 成長の加護 真神白流剣術第十章
体力増強 体力回復 身体強化 神速 全耐性 全ステータス増加
氣感知 氣操作 氣循環 氣纏い 氣闘術 全武術
魔素感知 魔素操作 魔素変換 魔素排出 魔力呼吸
魔力感知 魔力操作 魔力循環 魔法陣魔法理論
氣剣術 魔剣術 魔闘術 魔氣術 並列思考 神白忍術秘伝
こんな風にまた強くなりました。
もうレベルもGの域まで達した。
でも、もうだいぶ驚かなくなった。
だってあんなことやっていたら強くなるのは当たり前でしょ。
スキルについては、結構いろいろなのが増えた。細かく説明すると、並列思考というのは、同時にいろいろなことを出来るようになるスキルだ。これのおかげで魔氣術とかが楽にできるようになった。
もう一つ、気になるものがあると思う。神白忍術秘伝だ。
これはだいぶ前に本で読んだのを実戦で試したら獲得できた。
これにはさすがにあのシーさんですら褒めてくれた。
忍術は歩法や隠密術、遁術などと色々あってすごく便利だ。
他のは技の融合とかをやってたら自然に獲得できた。
とにかく本当に大変だった...
「シーさん、これだけ頑張ったんだから少し休息とかないのかな?」
「そうですね、マスターがどうしてもというのなら...」
「どうしてもだよ!」
「では仕方ないので休息にしましょう。」
「やっt―――」
「ただし、戦闘訓練をしないだけです。別の事をやります。」
「じゃ、じゃあ何をするの?」
「そうですね、マスターもそろそろちゃんとした装備が欲しいと思うので、
武具製作でもしましょうか。」
うん、僕は知っているぞ、これは長くなる...
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