第3話 危険
ザー
「うん...」
ここは?
たしか神様に転移するぞと言われて...
そうか!ここが異世界か。
「それにしても、人が来ないところでとは言ったけど...」
周り、木しか無いじゃん...
というかここジャングルの奥地、的なところじゃないですか?
まあ人がいないのはいいけど...
「僕、LUK高いはずなんだけどなぁ。」
でも、まあともかくこういう状況では冷静になることが大切となんかできいたことがあった。
「今いちばんにすべきことは...」
「拠点探しかな。」
洞窟かなんか無いかな?
ん?
「あれは何だ?」
犬かな?それにしては大きすぎるような気もするし...
ち、違う!あれは犬なんかじゃない!
もっと獰猛な魔物と表現するのが正しいような...
なっ!
「まずい!目が合った!」
「GUUUUUUGYAAAAGAGAU!」
「くっ、来るな!」
ま、魔物がいるなんて聞いてないよ!
とにかくどこか安全な場所に逃げないと!
「安全な場所、安全な場所、安全な場所、安全な場所...」
「あっ、あった。」
そこには崖の裂け目があり洞窟のようになっていた。
なかなかに広いし崩落の心配もないだろう。
「ふぅ、どうしたもんかなぁ。」
たぶんここらへんは危険なんだろうな。ヤバい気配が他にもビンビン伝わってくる。
「生き残るためには強くならなきゃだよなぁ。」
あっ!
「そうだ!いいスキル持ってるじゃん。」
そう、僕は修練の間というスキルを持っている。今のこの状況にピッタリのスキルだ。それに不老不死のスキルもあるからいくらでも強くなれる。
↑ そのスキルで自分が死なない事に気づいていない。
「よしっ!これで何とかなるぞ。」
「あっ!でもどうやって発動させるんだろ?」
念じるとか?
むむむ...
『修練の間』!
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