第13話 宣戦布告

 ダイザイン王国の降伏、滅亡は世界中に衝撃を与えた。


 ライカー王国もまた然別。

 貴族派は勿論、宰相派もまた呆然とし、中立を保った事を非難する互いの派閥のやり取りが凄まじいものとなった。



 アゥゴーの街の宿。

 アルテナ達が、冒険者の風で泊まっている。


「はい? 侯爵?」

「再度言う。至急戻れ! 仔細は合流してからだ」

 アルテナの手にある水晶。進んだ錬金術の賜物。数十秒の通話時間しかないが、それほど魔力を必要とせず、どれだけの距離があろうとも通話できる魔道具。


 時間無制限の『対のオーブ』という魔道具もあるが、オーブが大きく、魔法の袋でもないと持ち運びが面倒な上、使う際の起動魔力が冗談みたいな量が必要である事。根本的に入手価格が高過ぎる事という理由であまり使われていない。


「アルテナ様? どうしますか」

「聞いた通りよ。直ぐに戻る。転移ポイントへ行くわ」

「俺のみ残るわ。あの『法敵』を倒してから直ぐに合流する」

「2度も言わせない! 直ぐに戻るわ」

「あの『法敵』をこのままにしている訳にいくか? 大丈夫。直ぐに合流…」

「その必要はない。あっても貴様程度の者にはまかせられない。戻るぞ」

 全く考慮に値せず。アルテナは、若い男の申し出をにべもなく断る。当然真っ赤になって反論しようとする男に、アルテナは剣を抜いて切先を向ける。

「ここで斬って棄ててもよいのだぞ? 」

「な、わ、わかりました」

 アルテナの怒気とも言える覇気を受け、男は萎縮した。本気で自分を斬り捨てる? 冗談に思えなかったのだ。


 宿を出て、街道から外れ、川沿いの奥に転移ポイントがある。ちょっとした洞窟になっていて、外からはポイントにある魔法陣は見えない。

 アルテナが起動紋を唱え、魔法陣が起動する。


 瞬時に、アルテナ達は法王国内のファーガスン侯爵領内の、とある山小屋に着いた。

「すまんな、こんなに急に呼び戻して」

 待っていたのは侯爵自身。

「侯爵閣下? ご自身で来られるなんて? 」

 慌てて臣下の礼をとるアルテナ達。

「良い。あぁ、他の者はここで解散だ。アルテナ、来るがいい」

 アルテナのみを伴い、ファーガスン侯爵は領内の本宅に戻る。

 そこに待っていたのは、王太子ライズ=ミルザーだった。

「で、殿下? はっ、失礼致しました。王太子殿下のご尊顔を拝謁し恐悦至極に存じ奉ります」

 慌てて臣下の礼をとるアルテナ。だが、ライズ王太子は笑いながら、

「すまぬ。礼は不要だ。無礼講でよいが、ここでの事、他言無用で頼みたい」

「御意」

「それほどの重大事でしょうか?」

「侯爵。卿はあの『法敵』たる従魔術師をどう思っている? これから我が法王国は獣人どものリーオー王国に攻め込む事になる。奴は我等が前に立ち塞がると思うか?」

「ライカー王国次第でしょう。彼単独が敵になる事は、あまり考えられません」

「試作獣魔兵器を倒したのは彼奴ですよ、侯爵閣下。しかもこちらの工作員を全て倒しています」

 アルテナが反論する。だが、

「全て、こちらから手を出している。基本、彼は自衛のみだ。確かにミンザ主義は相容れないだろうが、それでも彼から攻めて来る事は、まず無いと考えます」

 ライズ王太子も考え込む表情。

「自発的に敵に回る事は無い、か。だが、ミンザ主義を認める事も無い、と?」

「ダークエルフに育てられ、獣人を嫁にしています。認める訳がありません。殿下? 」

「卿はトライギドラスをどう倒す?」

「普通はAランクパーティーを2組程当てる形です。何せAランクの竜種ですので。ですが…」

「あぁ。この国の冒険者のランクは低い。ある意味国是のせいでもあるのだが…」

「殿下、僭越ながらお聞きしとうございます。彼の者が最大の敵であるとするならば、何故事前の排除を行うべく潜入していた私達を呼び戻したのでしょうか?」

「今侯爵が言った通りだ。Aランクが2組は必要だと。暗殺出来るレベルではない」

「それはトライギドラスが、でございましょう?」

「アルテナ、お前までその認識では困る。従魔術師が魔物をテイムする場合、力を示さねばならぬ。つまり戦って勝ち、従魔とする事が出来るのだ。彼の少年はトライギドラスに勝ち、自らが主である事を認めさせている。そう認識せねばならぬ」


 確かに、普通はテイマー自身が戦う事は無い。テイムした従魔が戦うのだから。テイマーは従魔を育て、鍛え上げていく。

 Gランクのスライムから始まり、ホーンラビット等Fランクの魔物に勝ちテイムする。そうして従魔をランクの高いモノにしていくのだ。

 だが、ロックは初っ端からトライギドラスをテイムした。この時のロックの従魔はスライムしかいない。すなわち、ロックは自力でトライギドラスに勝った事になる。

 誤解と言えばそれまでなのだが、この事によりロックの実力は過大評価されてしまった、とは本人の談。

 実際、女神ルーシアンのお陰で、それ以上のチートな身体と剣技に魔法を持っているのだが、その女神ですら、戦いもせず魔物が勝手になついてテイムされるという、ロックのホイホイ体質は予想外だったらしい。


「従魔ではなく自力でトライギドラスを…」

 10歳の少年が1人でAランクの竜種に勝つ。普通ならばあり得ない。それでも現実にテイムしているのだ。

『黒き大賢者』の創った剣と防具は、確かに竜種に勝つ1因とはなっただろう。だが、良い道具を持っていれば絶対勝てる等というのは幻想、いや笑い話でしかない。

「それに、彼奴は前回の襲撃で『ミリの針』が効かなかった。毒も効かぬとなると、益々暗殺は難しい」

「『ミリの針』が? そんな? 毒消などでは間に合わぬ筈です」

「竜の素材のバンディッツメイルの付与価値らしい。毒、麻痺、恐怖、眠り等状態異常無効。本当に竜並みの厄介さだ。それに彼奴は回復魔法も使える。暗殺の難しさをわかってもらえると思う」

「そんな…。そこまで厄介だったなんて。となると、戦場で会う方がまだましなのですね」

「出てくれば、の話だがな。殿下、何故これが他言無用と?」

「『法敵』に手も足も出ない。私の立場では口が裂けても言えない。まぁ、それが理由では無いがね。彼奴はミンザ様の秘密を知っているかもしれないのだ。この事他言無用と言うのは納得してもらえると思う」


 王太子の爆弾発言。

 ミンザ様の秘密?


「そんな? まさか」

「250年程前の話だがね。ミンザ=ミルザーは『黒き大賢者』の弟子だった事が確認されている。王家の者しか知らぬ事だ。実は私自身が、つい先日知らされたのだ。父上からね。ミンザ主義は、初代法王たるミンザの兄ムジカが、人間に都合良く組み替えた物だと。ミンザは納得せず、ムジカに監禁され教会に押し込められ、無念のまま亡くなっている。その彼が無念の告白の手紙を師である『黒き大賢者』へ密かに送っていたらしい。ダークエルフである「黒き大賢者』は、3年前に463歳で病死しているが、250年位前なら現役バリバリだろう。彼の蔵書や資料の中に、その手紙が無いとも限らない。となれば最後の弟子たるロックが、聞かされている可能性が無いとも限らない」


 ファーガスン侯爵もアルテナも茫然自失状態だ。

 国是、常識がひっくり返ったのだ。


「成る程。であれば『法敵』への天罰という主張は筋違いとなります」

「とは言え、公表できる物では無いがな。なので、子供の戯れ言として再処理できないか、現法王たる父上と調整中だ。幸い、それですむくらい彼は幼い。この辺りが落とし処だな。だが、今度の戦争で敵対してくれば、そうも言えぬ。だからだ! 彼奴が立ち塞がるかが鍵になってくる!」

「ライカー王国が動けば恐らく。あれだけの戦闘力を持ち、従魔の力も絶大です。彼奴1人で小国位は潰せます。どんな手を使ってでも国は巻き込もうとします」

「だろうな。なので、こちらも最強師団を充てる。そう、飛竜騎士団をな。いくらトライギドラスと言えども、たったの1頭だ。ワイバーンを操る最強師団で戦えば負ける事はあるまい。これを以て天罰として、これで諸卿に納得させる。ファーガスン侯爵も賛同してほしい」

「成る程。わかりました。アルテナも良いな」

「はい。『法敵』とは言え、その様な事情であらば。その事、お話戴いたご信頼に報いるべく、我が忠節の全てを王太子殿下に捧げます」

「うむ。期待するよ、アルテナ」



 そして、『世界を教化する』という目的の元、ミルザー法王国は獣人の国リーオー王国への再侵攻を宣言する。勿論リーオー王国も迎え撃つべく国境での小競合いが始まり、呼応して国交の無いザルダン帝国も『隣国支援』の御旗の元、ミルザー法王国へ宣戦布告した。


 今回もミルザー法王国は、改造魔物たる獣魔兵器を全面的に展開して侵攻してきた。

 獣人がメインのリーオー王国の兵は、ダイザイン王国の時と同じく肉弾戦が主になってしまう。だが、ドワーフの集まりと言えるダイザインの兵に比べ、獣人の兵や冒険者は獣魔兵器のスピードに対応出来た。法王国が考えている程には、犬型の獣魔兵器ではアドバンテージがなかったのである。

 だが、パワータイプの獣魔兵器が出てきて状況は一変する。翼を持つ虎型の獣魔兵器によって、リーオー王国軍は勿論、ザルダン帝国軍も苦戦し始めたのだ。


「くそっ! 女神をも怖れぬモノを造りおって! 一旦退くぞ」


 苦戦ですんでいるのは、パワータイプの獣魔兵器が連携して戦えない所にある。個々に暴れているのだ。場合によっては暴走し、敵味方区別しない? 出来ない個体もあり、それでも法王国が自滅しないのは、暴走した獣魔兵器のせいでリーオー王国軍もザルダン帝国軍も兵が混乱し暴走に付け込めないからだ。この辺、兵の錬度が低いザルダン帝国軍は特に混乱が酷く、前線で兵達が右往左往していた。


「アゥゴーの冒険者だったか? どうやってあの厄介な獣魔兵器を倒したのだ?」


 トライギドラスの一撃。

 知れば怒りが込み上げて来そうな理不尽さだが、生憎この戦場に居る者で、それを知る者はいなかった。



 ライカー王国では、中立を唱える『宰相派』と参戦救援すべしと息巻く『貴族派』が真っ向から対立していた。

「相手は国交もある交易国だぞ。こちらから宣戦布告するのは如何なものか」

「その臆病さがダイザイン王国を滅ぼしたのだぞ!?今度はリーオー王国をも滅ぼすおつもりか?」

「そもそも宣戦布告したからと言って、必ずしも戦端を開かねばならぬ道理はあるまい。我が国が参戦する事により、戦乱が収まるやもしれぬ。戦火の拡大を防ぐ事になれば重畳。宰相殿もそうは考えませぬか?」

 王妃の問いかけ。『宰相派』は勿論『貴族派』も鼻白み黙り混む。

「フム。戦端を開かずという訳にはいかずと思うが、戦火の拡大は防げるやもしれぬ。確かにの。ならば、軍司令バルバス公爵。誰を王国軍の総司令官とすれば良い?」

 国軍司令官たるバルバス公爵は『宰相派』だ。このままでは宰相ラーデウス公爵の思い通りになる?

「宰相、その儀は不要だ。今回は私が率いる」


 前に出て来たのは王太子ウィリス=ライカー。

 どちらかと言えば『貴族派』に近く、王の従兄弟であるステア=ライカー公爵とも親しい。

「父上、私にお任せ下さいませ。後詰をステア叔父上。副将としてノルク伯爵、卿に頼みたいがよろしいか?」

「後詰…、承知しました、殿下」

「御意、殿下。バルバス総司令もよろしいですよね」

「うむ。ノルク伯爵、王太子を補佐し軍をまとめあげよ」

「御意」


 カザ=ノルク伯爵。『宰相派』の武を代表する武断派の貴族。バルバス公爵の右腕とも言われる。

 ウィリス王太子は両方の派閥から同格のポストに付けて形を整えてしまった。


「では、国王マシウス3世の名において、ミルザー法王国へ宣戦布告する。『従兄弟殿』当然準備は出来ておろうな?」

「無論です、陛下」

「ならば、出立は1週間後とする。各位準備や作業を進めるが良い」

 国王の決定。ライカー王国は、ミルザー法王国に宣戦布告を行った。


 ギルドに戦争参加の依頼が来たのは、その直後と言っていい。条件は只1つ。『Cランク以上』。


 冒険者達の間でも、この条件はある意味クリアしづらいものであり、割りと多目の恨み言が聞こえてきた。

 Cランクとなると、ベテランの域に達している。このランクから急に面子が減っているのだ。

 特に「納得いかない」と吼えているのは若手の獣人冒険者や、そのパーティーだった。


 コミリア達がギルドに来たのは、低ランクの獣人達が受付と押し問答している時である。

「うわ! これ皆戦争希望者なの?」

「気持ちはわかるけどね。C以上、か」

 呆れるコミリアとため息をつくマッキー。

 受付のリリアが気付いて声をかける。

「『竜の息吹』は、どうされますか?」

 コミリアとマッキーはDランクの筈? 猪臥がる獣人達に、

「パーティーランクがCですので、『竜の息吹』には参加資格があります。それに、先日のEランクパーティー引率でランクアップ条件もクリアしました。で、どうされますか?」

「こっちの3人は見合わせるわ。前回獣魔兵器と戦って私達では厳しいって思えるから」

 コミリアの声に、マッキーとソニアが頷く。

「わかりました」

「ロックとリルフィンには別に確認するのでしょう?」

「はい、って言うか、ロック君には指名依頼が入っています」

 獣人は勿論、そこにいた冒険者全てにどよめきが起こる。噂になって1年弱。ギルドに所属してまだ2ヶ月位の子供が、国から指名依頼を受けるまでになっている。


 だが、この日ロック達はギルドに現れなかった。



 ライカー王国の宣戦布告。

 ミルザー法王国には、今回も中立になってくれるのでは? と甘く淡い期待があった。

「まさか宣戦布告されるとは?」

「先の事に対しては謝罪と賠償までしたというのに」

「で、規模と誰が司令官になっている?」

「正規兵1万と冒険者や義勇兵ですね。司令官はウィリス=ライカー王太子です」

「フム。お茶を濁す程度では無いな。だが、我らが獣魔兵器の敵とは言えぬ」

「そうか? ライカー王国の冒険者は他とレベルが違う。しかも例の『法敵』もおるぞ?」

「その『法敵』ならば飛竜騎士団で対応する。我が国最強の師団でな。子供である故、この私ライズ=ミルザーの慈悲を以て、此度は瞬殺ですまそうと思う。この事に対しては反論は許さぬ」

 苛烈とも言うべき王太子の言葉に、全員が息を飲む。



 それを知らず、『法敵』を討たんと転移陣を勝手に使う男。

「アルテナ…、小娘の癖に、たかが伯爵令嬢の癖に!次男とは言え俺は侯爵家だぞ。あんなガキの1人や2人。俺1人で充分。このフロク=レンガルが見事『法敵』を討ってやろうではないか!」

 自己陶酔にひたる馬鹿、フロク=レンガル。


 結果、村の入口で罠にかかってしまう。

「お、おのれ『法敵』! この私を、侯爵家の出である私を罠にかけるとは恥をしれ! 早く降ろせ! 何をしている?」

「ロック、この人1人みたいです」

「O.K. もう面倒だから処理しちゃおう」

 入口の大木。その枝から網がぶら下がり、中に人がいて叫んでいる。

「聞こえんのか? 高位貴族の私に罠等とんでもない奴らだ。只ですむと思ったなら大間違いだ!」

「こっちも只ですまそうとは思っていない。ドラン、任せる」


「パルルルル」

「プルルルル」

「ピルルルル」

 一声鳴くと枝事掴んで、もって行こうとする。

「ぐは。だから網から出せと。聞いているのか? このガキ共。私は侯爵家だ!」

「だから何? 今の貴方はネズミ取りにかかったネズミだよ? 知ってる? ネズミの駆除って、そのまま水にドボン。沈めちゃうんだ」

「き、貴様! 侯爵家の私をネズミだと? ふざけるな! 貴様! 貴様!! 絶対に殺してやる。『法敵』のクセに、覚悟するがいい」


 村の奥の洗い場。川の畔。

 そこまでやってきたロック達。

「ドラン!」


 ドッボーン!


 網に入ったままのフロクは川に落とされしまう。

「ぐは。が、かぼぼっ! き、貴様!何を、ガボッ、ぐは! は、あげ、上げろ! ま、かぼぼっ!待て。上げて、ガボッ、上げてくれ」


 もがき、更に網に絡まってしまうフロク。川の流れは緩やかで、それほど深くもないのだが。


「頼む、ガボッ、ぐは! 上げろ!上げてくれ!」

「ドラン!」


 網の入口を締める綱。ドランが踏んでいるので網が川を流される事はない。その綱を咥えると、再び緩やかに飛び上がる。


「パルルルル【バチバチ】」

 軽い電光ブレス。当たったフロクは、濡れている事もあり簡単に麻痺する。

「街に行って警備隊に渡すから。敵性捕虜なので、貴族とか関係ない。拷問されたくなかったら、警備隊に知ってる事全部喋る」



 麻痺したまま警備隊に渡されたフロクは、拷問を受ける前に全てを話し、国の機密漏洩と身代金の請求に使われてしまう。

 戦後、法王国に帰れたものの、この2点で国家反逆の罪に問われ処刑、お家廃爵という自らの軽挙妄動を後悔しきれない責を負わされてしまうのである。



「戦争…。少しムカつくよ。女神様は、こんな事する為に僕に力をくれた訳じゃないと思うけど…」

 降りかかる火の粉を払う為。そして国からの指名依頼。

「好きに生きる、というより思い通りに生きる? 流石に戦争回避には動けない。そこまで良い人じゃない」


 それでも残る戦争への忌避感、嫌悪感。

 ロックは、まだ心の整理がつかなかった。

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