余談:手紙に隠されたメッセージ

「あ、そういえば陽斗君。隠しメッセージには気づきましたか?」


「え?隠しメッセージ?なにそれ、初耳なんだけど。」


「あー、やっぱり気づいてなかったんですねー」


「え、気になる、教えて。どこ?」


「それじゃあヒントです。メッセージはヒントに隠されています。」


ヒントがヒントなんでややこしいな。

探してみるか…



1通目:あなたの事を愛している女の子。

2通目:いつも私は本の虫。

3通目:白色が一番好き。

4通目:手紙は明日で最後、分かったのなら…(略)

5通目:瑠璃色も好き。



はて?どこにあるのか………あ。


「縦読みか?」


1通目:あなたの事を愛している女の子。

2通目:いつも私は本の虫。

3通目:しろいろが一番好き。

4通目:てがみは明日で最後、分かったのなら…(略)

5通目:るりいろも好き。


「『あいしてる』か?」


確認のために聞いてみると、


「おー、正解です。」


思ったよりリアクションが薄いと思ったら―――


「顔真っ赤じゃねぇか。」


「あのー、書いた時にはまさかこんな恥ずかしいと思わなくて…」


なんだコイツ。


(はぁ。)


「ほら、帰るぞ。授業に間に合わなくなる。」


「………はい!!」


表情がコロコロ変わるヤツだな。まぁ無表情のやつよりかはずっといいけどな。


これからは今までになかったほど賑やかな生活になりそうだ――――――



―――――――――――――――――――――

【あとがきぃ!】

どうも、あとがきは作品公開後に投稿する系作家の狂咲林檎です。

はい、初めての短編ということでどうだっでしょうか?

個人的には好きな作品です。

設定の考案から全話書き終えるまでに1週間もかかってませんけどね。

それぐらい熱中して書きました。

実は私、スマホから執筆してる勢なんですが、最近ほんとに関節が擦切れる程の文字数を入力しています。

私は基本ラブコメ大好きでラブコメしか書かないような人間なのですがそれでも読んでくれる方が沢山いてそれにレビューや応援コメントを残してくれる方々もいらっしゃって本当に活動の励みになっています。


ところで皆さんおっぱいは巨乳と貧乳どっちがすきですか?


私は今まで巨乳しか勝たん!と思っていたのですが最近は貧乳も貧乳なりの美しさがあることに気づきました!


そこで私は思ったのです。

巨乳は揉むためにあり、貧乳は吸うためにあるのだと。

異議は認めます。

おっぱいについてでも作品についてでもいいのでコメントしてくれると嬉しいです!


最後までお付き合い頂きありがとうございましたm(_ _)m



狂咲林檎





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