第8話「朝」

湊「ん...」

目を覚ました俺こと「長瀬 湊」はそう言葉漏らしながらムクリとベットから起き上がった

湊「もう朝か...ん~~~!...よし」

と、大きく伸びをした後俺はキッチンへ朝ごはんを作りに行くのだった。

その頃、僕こと「長瀬 沙優」は目を覚まし、昨日の夜ことを考えていた

沙優「...あんなこと言っちゃったけど…僕しっかり家事の手伝いできるかな...」

そう、僕は昨日の夜、1人で遅くまで家事をしていた湊を見つけて、少しでも力になりたいと思って、あんなことを言ったんだけど...

沙優「返って邪魔になりそうで不安だよぉ…」

っとそんなことを考えていたからか、僕はリビングから聞こえる声に気が付かなかった...

湊「みんな~!朝ご飯できたよ~!」

俺が呼びかけをしてすぐに1人、リビングへ来た。

碧「おはよう!」

そう言って、元気よく入ってきたのは、「長瀬 碧」、俺の親父だ

湊「おはよう、相変わらず早いな」

そういった後、もう1人リビングへきた

千紗「ふぁ~...おはよ~2人とも早いわね~」

そうあくびをしながら入ってきたのは「長瀬 千紗」、昨日から俺の母さんになった人だ

湊「おはよう、寝起きかな?」

千紗「ええ、寝起きよ~」

碧「千紗おはよう!」

千紗「おはよう、あなた」

そう言ってイチャイチャし始める両親を尻目に俺はまだリビングにこない沙優を呼びに行った

そして、ドアの前に立ちコンコンとノックをし、部屋の中にいるであろう沙優に

湊「沙優~おきてるか~?」

そう呼びかけると、中からバサッと音がした

沙優「起きてるよ!どうしたの?」

湊「朝ごはんできたから呼びに来たぞ」

沙優「あ!ごめんごめん、すぐ行くよ!」

湊「わかった~、リビングでまってる」

そう言い残し俺はリビングへ戻った

そうして待っていると、元気よく沙優がリビングに入ってきた

沙優「おはよ!」

湊「お!おはよう!」

碧&千紗「おはよう!」

碧&千紗「あ…//」

っと、またイチャイチャしだした両親を尻目に俺は

湊「おし、沙優」

沙優「ふぁっ!ふぁい!」

湊「!?ど、どうした?」

沙優「い、いや!なんでもない!」

急に変な声を出した沙優を少し心配しながらも「そ、そうか」と言って話を続ける

湊「で、親父達は置いといてさっさとご飯食べようぜ」

沙優「え、あ、うん!そうだね…」

そして、俺たちはご飯を食べだすのだった

そうして、俺たちはご飯を食べたあと、学校の準備をしに部屋に戻った

湊「……おし!これでよし!」

そんな感じで準備が終わり、俺は沙優を呼びにいく

湊「おーい!沙優〜!準備終わったか〜?」

沙優「え、あうん!終わったよ!どうしたの?」

湊「どうしたも何も早く出てこいよ、学校行くぞ!」

沙優「え?い、一緒に…?」

湊「そうだけど…あ、もしかして嫌だったか!?」

沙優の反応から焦りと不安が込み上げてきた

沙優「いや!嫌じゃないよ!」

俺はそれを聞いてホッとし息を吐いた、と同時に沙優が部屋から出てきた

沙優「お待たせ!」

湊「おう、じゃあ行こう!」

そう言って玄関へ向かう途中にまだイチャイチャしてる親父たちを無視し、玄関へ着いた

湊「おし、それじゃあ…」

湊&沙優「行ってきま〜す!」


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数年ぶりに再開した幼馴染と家族に!? らい @likegame

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