第45話 アリジゴクと金魚の卵



 小学生の次男が持って帰って来ました。


 アリジゴク...... 4匹も......。


 知ってますか?


 すり鉢状に巣を作り、そこに迷い込んで来たアリを毒液で溶かして捕食する昆虫です。実はアリジゴクと呼ばれていますが、ウスバカゲロウの幼虫なんです。

(私も初めて知りました。)


 1~3年ほどでトンボのような成虫になるようです。


 次男は今までにもカナヘビを捕まえて来たこともありました。

(小さなトカゲみないなやつです。ヘビじゃないですよ!)


 校庭が山に囲まれているような学校なので、シカ・キツネ・リス・セミ・クワガタなどに出会える、子どもには魅力的な学校です。


 それで、今回はアリジゴクを持ち帰って来たわけですが、本人は帰って来ても10分ほどで野球に行ってしまいます。結局私がどうにかしなくてはなりません。


 

 母は公園に行ってアリを捕まえてきました(涙)


 母は昔、オカヤドカリを飼っていたことを思い出し、物置から砂を探し出しました。


 上手く飼えるか分かりませんが、まぁやってみます。



 そして、次はうちの金魚の話です!


 3日前に今季2度目の産卵をしました。今回はいつ産卵してもいいように、別の水槽も用意しておいて毎朝確認していたのです。


 朝6時、2、30 粒の卵を確認。金魚を捕まえて優しくお腹をさすります。すると、お腹に溜まった卵が勢いよく飛び出します。そして、オスの金魚のお腹もさすります。精子が出ます。


 これ、金魚の飼育の方法で読んだのですが、初めてやってみました。びっくり。私にも人工授精できた!!


 卵は親金魚と一緒の水槽に入れておくと食べられてしまうので別々に育てます。


 今までに2度も産卵してくれたのに、上手く育てられなかったことを反省し、勉強しておきました。今回は上手くいくのでしょうか。


 今までは、卵の段階で食べられたり、産まれても10日ほどで死んでしまいました。


 先ほど水槽を確認しましたが、受精卵が多数あるようです。


 今のところ順調です!


 卵に目も確認でき、虫眼鏡で観察していると、ぐるんぐるんっと回っています。


 可愛い、可愛い!


 金魚の産卵、更にはアリジゴクも我が家にやって来て忙しさ倍増です。でも、生き物を飼うって私も好きだったんですよね。


 ※近況ノートに目が見える金魚の卵を載せておきます。拡大するとたくさんの目が見えますよ!

 

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小人のたわごと しほ @sihoho

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