第2話
道の駅に着いたのは、昼の12時頃。
レストラン以外にも温泉や宿泊施設もあり、
居心地もよさそうだった。
「道の駅ってこんなにいろんなお店があるんだ」
どうやら彼女にも、この道の駅を楽しんでもらえそうだ。
ここに着くまでの道中で、
昼食は道の駅にあるレストランで食べようか、と話していた。
そのレストランのメニューには、
地元の食材を使用しているという
ピザであったりパスタなどが書かれている。
ほんの少し悩んだあと、彼女はボロネーゼを、
僕は10種類の野菜が乗っているというピザを注文した。
「美味しかったねぇ」
「喜んでくれたのなら、いつかもう1度来ようか」
雪の降りそうな寒空の下、
夕ご飯は何を食べようか
などと考えながら、僕らは帰路についた。
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