第14話

俺はどうやら仕事を終えたらしい。

そんな認識を覚えて、

「今日は楽しかった。じゃあね」と

告げた。そのままひとりで帰ろうと思った。

ヒナタとの別れ際。


「待ってよ...!」


「...」振り向かない俺。


「待ってよ、シンジ!!」


「え」振り向いた俺。

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