ついに普通審査を受験
粗は残るものの、そろそろ審査を受けても良いのではないかということで、指導員から見極め合格を貰いました。正直なところ不安ですが、これ以上練習を重ねても、スランプというか、どつぼにはまりかねない感じがしてきたので、腹を括って一先ず挑戦してみることに。
一発合格出来れば一番良いですが、今回は落ちても仕方ないと受験前から感じています。AT車教習の時は見極めの段階で、このように不安な点が残っているなんてことはありませんでしたから。なので、とりあえず試験で自分が普段通りのパフォーマンスが出来るか確かめたいと思います。
普通審査の流れ自体は他の技能試験と変わりません。まずは受験者全員が集まり、検定員から説明を受け、乗車順の指示をされます。そして、自分の番では助手席に検定員、後部座席に受験者1名を乗せて運転するという形が取られます。自分の番以外の時は、ロビーで待っているか、他の受験者が運転する際に後部座席に乗車して過ごします。そのようにして全ての受験者が終了するまで待機し、結果発表を受けます。
といっても、審査課程の教習生は少ないので、仮免試験や卒業検定ほど長い時間は掛かりませんでした。仮免や卒検の時は、自分の番が終わって結果が出るまで小一時間くらい待っていた覚えがあります。
私が審査を受けた日は、私しか審査受験者がいなかったため、検定員とマンツーマンで説明されました。この時点で、かなりメンタルが削られます。ただ、後部座席には卒検を受ける予定の教習生に乗って貰いました。
結論から言いますと、一発合格は出来ませんでした。
エンストやノッキング(主にギアチェンジ時に起こるガタガタと車体が揺れること)しないようにすることに必死で、合図のタイミングが遅かったり、ちゃんと安全確認が出来なかったりと、細かな減点が蓄積していったこともありますが、何よりこれまで脱輪したことないようなところで脱輪したことが大きかったですね。脱輪を仕出かす前から、これは減点超過で落ちたと確信していましたので、教習だと思って運転していましたが、それでも普段脱輪しないような左折でやらかしたのはきつかったです。
練習すればするほど、MT車の扱いには少しずつ慣れていきますが、その代償としてAT車で普通に出来ることが出来なくなっていっているようで辛いです。もう、MT車特有の注意点を気にするよりも、普通に1段階(仮免試験)で気を付けるべき点に注意して運転した方がいいのかなと思いました。
坂道発進の逆行も1回やらかしましたが、しくじったと悟った瞬間にブレーキを踏んでサイドブレーキを上げ直したおかげか、この逆行は逆行・小(進行しようとする方向とは反対に0.3m~0.5m未満逆行してしまうこと)扱いとなっていて、検定中止までは至っていなかったようです。なので、私が気にした方がいいMT車特有の注意点は、坂道で焦らずにギリギリまでエンジン音を確認することくらいでしょうか。幸い今回エンストはしませんでしたし、記憶が正しければ、ノッキングも最初の発進時に1回してしまったくらいでしたので、普通に運転する時の注意点を気にして再受験したいと思います。
といっても、再受験の前に補習教習を受ける必要があります。教習原簿(教習の記録を付ける帳簿みたいなもの)に、検定員が今回上手く出来なかった内容をメモしてくれましたので、それらに気を付けて1コマ教習を受けます。これには、見極めのような合否判定はありませんので、乗車すれば再受験が可能となります。
また、これは私が通う教習所だけのことかもしれませんが、補習教習は自力で予約をもぎ取る必要がありませんでした。窓口で予約を取ってもらえます。再受験予定の日を決めて、それに合わせて空いてるコマの予約が取れました。さすがに、審査に落ちたその日にそのまま乗車したいとなると、キャンセル待ちになってしまうようでしたが、翌日以降であれば任意のコマを予約出来ました。
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