第2話 平和な日常
「ねぇ〜どうしてそんなにニヤニヤしてるの?キモいんだけど、それとも今更ながら美少女が隣に居るっていうことの幸せさに気づいたの?」
「何が美少女だよ!自分で言うな」
「じゃーなんでニヤニヤしてんのよ」
「あんまり人に会うことではないけど、彼女ができたんだ。後輩だけど」
ん?返事が返ってこない。なんで真顔でスマホいじってるんだ?聞いてなかったのか?
「もしもし、お世話になっています。突然ですが優くんに彼女ができました。年下の」
「おい!由真誰に電話してるんだ」
由真のスマホを取り上げた
「返してよ!優のお母さんに報告してあげてるんでしょ!」
「そんな余計なことはしなくていい」
スマホの電話を切った
「だって優がいつもに増してキモかったし、私に隠して彼女作らないって言ったじゃん」
「いつ言ったそんなこと!」
「中学の時、俺はもう恋愛なんてしない!って振られた時言ってたじゃん」
「それは本当だけどそれとこれとは話が違うじゃんか!」
「ま、いいよ優なんてチョロいくせに女の子の扱い方なんてわからない童貞だからすぐ別れるっしょ」
「前半は否定できないが、童貞からは関係ないだろ」
「ってかいつも変だけど、今日やけに情緒不安定だな、彼氏候補にでも見限られたか?」
「うっさい!優のバカ!女の敵!童貞!」
「おい待てよ。最後は関係ないだろ」
走っていってしまった。どうしてしまったんだ。いつもとちょっと違うし、それに昔は...
やっと家に着いた。意外と遠いんだよな
由真はもう家に着いてるのかな?家が隣だからもう着いてるだろ。
ん?やけに静かなはずのスマホにメールがいっぱい来てる。
由真「報告します。今日優容疑者が年下の年下の年下の後輩をたぶらかして手を出した疑いがもたれています。容疑者は今もなお彼女だと言い張っている模様です。」
幸田「年下に手を出すとは世も末だな」
由真「そうでしょ!あの奥手の優にも彼女ができるってね〜」
優香「え?マジ?予想外なんだけど、てっきりもうお似合いのお二人さんと付き合ってるかと思った。これは新手の見せつけ浮気ってやつかな?」
優「なに勝手に報告して犯罪者にしてそして浮気者にしてんだよ。」
優香「だって ね〜?幸田?」
優「なんで幸田に振ってんだよ。関係ないだろ」
由真「? なんの話をしてるの?」
幸田「ま、そういうことだ。」
優「全くわからないのだが、皆今日に限って頭でも打ったのか?」
優香「あんたに言われたくないわよ」
なんだ皆して何を言っているのかよくわからんなあとのメールはと、
由姫「お姉ちゃん今日変なんだけどなんかした?」
「あと友里ちゃんと付き合ったっていうのはほんと?」
なんだ由真とは違って落ち着いていてそしてなんかわからないが凄く威圧的に感じるのはなぜだんだ
優「高咲さんと昨日から付き合うことになった。由真は分からんなんか付き合ってるって言った時から変なんだよな」
由姫「へーそうなんだ。なんとなく分かった気がする」
優「何がだよ!?」
由姫「さぁ〜ね」
なんなんだよ皆俺が付き合ったってなってからおかしくなり過ぎだろ。次の日になれば皆戻ってるだろう!それにしても高咲さんからメールが来ないな、こういうものなのか!?それとも男の俺から行くべきか、話題がないのに話すのはおかしいよな
「今日は何も考えれないや」
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