第3話怪異、アサガオ男

ピンポンパンポン。

「私は非常に残念だ、ホワイト将軍!まだ、山田猛は一度も仮面トリダーに変身せずに、我々チョッカー怪人を倒しているではないか?」

「申し訳ありません。山田猛は人間態でもかなり強く……」

「昨日のハブ男は、マングースに殺されたぞ!もう、失敗は許さんぞホワイト将軍!」

「ハハッ!アサガオ男よ、アサガオ男よ!」

「新しい怪人か?ホワイト将軍?」

「そうです。アサガオ怪人は殺人花粉で人間を殺します。な、アサガオ男よ!」

「アブルルッ!オレに任せろアブルルッ!」


喫茶店マメーゴの花壇にアサガオが咲いている。アサガオは朝咲き昼には花はしぼむ。

アサガオ男は殺人花粉を大量に生み出した。後は風が吹けば良い。風が吹けば殺人花粉が流れ出す。

しかし、今日は風が吹かない。太陽が高くなる。暑い。

アサガオ男は段々しぼみ始めている。

とうとう、アサガオの花はしぼみ、殺人花粉を自分で吸ってしまった!

「アブルルッ!何て強いんだ!山田猛は!さらばじゃ!」

アサガオ男は溶けてしまった!

モニターを見ていたホワイト将軍は、

「あ~、胃が痛い!ど~しよう?」

ホワイト将軍は胃薬を飲んだ。

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