第2話 屈しちゃった系主人公
俺は扉を閉めて自分の見たものを思い出す。
ガキだ、ガキが当たり前のように宙に浮いて遊んでいたのだ。働き過ぎかな?もう駄目かも分からん。普通もっと驚くはずだろ!と思ったそこの貴方、そう貴方です。人って本当に緊急時に陥るとかえってスンッってなるもんだよ(しみじみ)
今日はもう動かない方が良いだろうか?
いや、でもバイトだし…まぁその時までには幻覚なんぞ収まってるでしょ!
6時間後ー午後11時
「ヨシ持つもん持ったな!じゃ行きますか」
ガチャ
『あっ火炎君じゃない』
「おお、大家さんじゃないですか」
『今からバイト?』
「えぇまぁ、そうですね」
『偉いわねぇ、でもくれぐれも体調を崩さないようにするのよ?』
「分かってますよ注意ありがとうございます」
『いいえぇ、いいのよ』
「そんじゃ行って来まーす」
『はい、いってらっしゃい』
今のは大家さんだ俺の事情を知っていてそれでも部屋を貸してくれている優しい人だ。本当に大家さんにはお世話になりっぱなしだ。
「っと着いたな」
『おっ火炎君きたね、じゃあ店頼んだよ』
「はい、店長!お任せ下さい!」
『いい返事だ!じゃあまた今度ね~』
店長がいなくなり店番を任された。
といっても暇なんだよなーここら辺の人深夜になかなか来ないし、でもそれでも夜勤はお金になるから良いね夜勤大好き!!
ごめんやっぱ今の嘘で働くこと自体そんな好きでは無い。だがこれも趣味のゲームを好きなときに好きな分だけ遊ぶためッ耐えるぞ俺は!!
ウィーン
珍しいなこの辺でこの時間のお客さんは
『おい、金を出せ』
「ん?」
『いいから金を出せっつってんだよ!!!!!』
男は野太い声で俺を威嚇しながら刃渡り15㎝ほどの刃物を向けてきた。
拝啓 父様 母様
現在 私、現在進行形で絶対絶命な状況に襲われています。助けて神様仏様。なんてな俺はこの程度でびびる男じゃ無い見てな俺の《男》を
『何ボケッと立ってやがる!さっさと出せッ!』
「えっ…あっハイイイィ」
すいまっせーん屈しちゃったお。いや、しょうが無いっていいわけをさせてくれ!
え?駄目?…そう
『チッ最初からそうすりゃいいんだよ』
男は満足そうな顔で出て行きやがった。
カァーームカツクムカチャッカファイヤーだよ!!
この後めっちゃ警察に電話した。
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えぇ作者です。そうです作者ですとも。
異能力やゲームの事などにつながるテンポが悪くてすいません…ゆるしてつかぁさい
さーて次の火炎君は
とうとうゲームの世界だと気付く
の一本でお送りいたします。
次話も見てくださいね~
ジャンケン
グー
うふふ~
勝った皆さんには多分ガチャとかでいいのが当たるんじゃないですかね?知らんけど。
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