WORLD REGENDO HEROZ なんで俺がゲームの世界にッ!?

始まりのナニアレ偏

第1話 ナニアレ（目を擦る音）

おっすオラgo…間違えた

take2

おっすオラ火炎

えっ間違えてただろって？

気のせいじゃない？

初めましてだよ？

僕はこの作品の主人公だよ…多分…一応

これから見てもらう物語は僕の昔の話だよ。

こういう時に日記をつける習慣があると見返せていいね。

っと脱線したねその頃の僕は一人称俺だったり若々しさが少し目立つかもしれないね。僕も若い頃に戻りたい！まぁ今を満喫してるからやっぱいいや

パパー？

おっとかわいいかわいい子供に呼ばれちゃったね僕は一旦これぐらいでじゃあねまたいつか

今行くよー

10年前ー季節夏　夏休み13日目

｢アッヂィー｣

ホントに冷房ついてんのか？家賃三万のぼろアパートでポツリと呟く

今日は夜からコンビニの夜勤バイトで本当によかった。

俺は火炎赤飛　高校三年生なんだが去年両親がポックリ逝っちまったせいで結構な貯金のある身寄りのない高校生が誕生したわけだ。だが学生の内に貯金を食い潰すわけにもいかずバイトして生活している、遺産からは高校に必要なお金だけ出している。

中学生の時は毎日色んなゲームをいっぱい遊んだが今はもうそれどころではないのでゲームをもう2年間ほど触っていないゲームが恋しいなので目下の目標は前の生活水準に少しでも近づけることだ。じゃあ誰にした説明なのか知らんが疲れたので仮眠を取ろう…

チュンチュン　チュンチュン

ん？

ね、寝過ごした!!ヤッバヤッバ店長になんていったらいいんだこれは最悪殺されちゃうよ？マジで。

とりあえず店長に震えながら電話をかけた。

罵詈雑言をならべたてられるとおもっていたがそうはならなかった。

｢すいませんっしたー昨日は寝過ごして…｣

『えっ火炎君昨日じゃなかったと思うけど？』

｢え？｣

『うん、やっぱり今日だよ今日』

｢えっあっはいすいませーんうっかりしてました!｣

『気をつけなよー』

どういうことだ？

スマホでカレンダーを開く、実際昨日になっている。

｢悪い夢を見ただけと安心すべきかな？ちょっと外の空気吸おう｣

外に出ると知らない光景が広がっていた。景色とかそういうものじゃなく間違えなく人知を超えた力が当たり前かのように使われていたのだ。　

｢エッナニアレ｣

……やっぱり今日は外に出るのは辞めとこう