前世でヤリマン呼ばわりされた私ですが、今度こそゼッタイヤラナイマンとして生きていきます。

黒猫虎

短編


       1


 私の名前は帆乱ほらん茶亜ティア


 私は別にイケメンとかモテ男とかに興味はなくて、どちらかというと、私だけが「いいな」と思う人を好きになりがちでした。


 だから、付き合うのはほとんど自信無しの非モテ男子ばかり。

 でも、私だけは彼の良さを知っている。

 どう? 良くない?


 でも、彼らは私と付き合って自信付けたとたんにモテはじめ、イケメンにさえなった。

 ある男はアイドルや俳優への道が開けた。

 ある男は金持ち令嬢に見初められてて逆玉婚を持ちかけられた。

 そして、ひとり残らず私の元を去っていった。


 不思議なのは彼らが私から去っても、なぜか男達が次々に私に近づいてくるの。

 最初の頃は「私って結構モテるのかも」くらいの認識だったわ。

 もちろん、誰でも良い訳ではないから、また私だけの「いいな」と思う人をえらんだわ。

 でも、すぐにモテ男になって、私の元を旅立っていくの。

 そして、また次の男が現れて――――。



 いつしか『ヤリマン』『サセ子』と陰口されていると噂で聞くようになった。

 私のトコロに次々と男達がやって来ては去っていく。

 私の元には誰も残らない。

 私は、私の側にいてくれるたったひとりの人を求めてるだけなのに。


 ――え、アゲマン?

 なにそれ、その食べ物は知らないわ。

 アゲパンくらい美味しいのかしら。



 42歳になった私は、ついに人生を悲観し、この世を去ろうと考えた。

 そしてやってきたのはアフリカのサバンナ。


 さあ、百獣の王、ライオンよ。

 私を食べておしまいなさい。



 その時、天より、一筋の稲妻が降ってきた。

 何もさえぎるものの無いサバンナで、ソレ丶丶は私に直撃し、私は死んでしまった――。





       2



「――ここは?」


 気が付くと、私は白い空間にフワフワとただよっていた。


「ここは、転生の間だよ。帆乱ほらん茶亜ティアよ」


 目の前には、絶世のイケメンがいた。

 私はイケメンが嫌いだ。

 イケメンになった彼らは簡単に私を捨てたから。


「あなたは?」

「私は転生担当官。君に分かりやすく言うと『神の様な存在』かな。さっそくだけど、ティアよ。君は生きている間にかなりの善行を行ったようだね。ポイントがかなり貯まっている。これなら、いい転生をさせてあげられそうだよ」

「神様? 善行? ポイント? いい転生?」


 転生ということは、やっぱり私、死んでいたのね。

 せっかくライオンに食べてもらおうとサバンナに行ったのに雷に打たれて死んでしまうなんて、私ったら最後までお間抜けさんね。


 ――え? この世界ってポイント制だったの?

 ていうか、善行をした覚えは無いんですけど。


 ――もしかしてあれかしら。

 モテナイ君たちとたくさんシてきたのが善行……?


 もしそうだとしたら余計に、私の人生『ポイント貯めるだけの人生』だったみたいで、ものすごく寂しい気分……。



「うん。次の3つがオススメだよ。1.異世界に転生して『俺ツエー』ができる。2.この世界で転生して富裕層の子になれる。3.逆行転生してもう一度前回の人生をやり直せる」

「……えっ、もう一度やり直せるの?」


 イケメンの言葉がすぐには信じられなかった私。

 でも、もう一度やり直せるというならやり直したい。



「お、3番の逆行転生を選ぶのか。ボク的には1番が最もオススメなんだけどなぁ。『俺ツエー』は爽快だよ? それに、3番だと余ったポイントは持ち越せないからリセットされちゃうよ」

「ぜったい3番でお願いします」


 私も1番か2番を本当は選ぶべきという事は分かっている。

 だけど、前世を心底後悔していた私は、やり直せるチャンスがあるならやり直しを選びたかった。



「じゃあ、ティアは『3.逆行転生』ね。いつの時点に戻りたい?」


 ちょっと、しゃべり方が少し馴れ馴れしくなっていないですか?

 神とはいえ。


 ――何? 戻れる時点が選べるの?

 それじゃあ……。



「中学2年生の、私が初めて異性とそういう関係を結ぶ前に戻してください」

「なるほど。男と初めてのセックスする前ね。ふむふむ。ここだな。行ってらっしゃい」


 な……。

 せっかく、オブラートに包んで言ったのに!


 イケメンが右手で宙に何かを描くと、周りの空間がうずを巻き始めた。

 そして、その渦に、私は溶けるように飲み込まれていった――。





       3



「じゃあ、してみよっか。私も初めてだけど……」


 とか言って、誰かを押し倒している私。

 ――えっ?


 あ、ここは、私の中学生の時の部屋だ。

 そして、私が押し倒しているのは、中学2年の時の同級生のタカヒロ君。

 私って、初めてなのに、息を荒くして、男の子を押し倒しちゃってる……。



 この頃、タカヒロ君は自信無し男君で全然もてない君だったのよね。

 でも、私にとってはどこか可愛くて……。

 そして、この時、私の初めてをあげちゃったのよね。

 そうしたら、それから急に自信を付けちゃって、ジョニーズに入っちゃったんだっけ。


 そのまま芸能界に入って、芸能人が多く通っている学校に転校していっちゃって……。

 そのまま連絡がつかないようになって、フェードアウト。



 完全なさせ損だったわ。

 それに、中学生で初エッチなんて、絶対早すぎるわ。

 新しい人生では、絶対、ぜーったい、させないんだから。



「えっ、えっ、えっ!?」


 目を白黒させている、タカヒロ君。


 っていうか、おい! 神! 神様よ!

 こんな直前のシーンに戻すなんて、とてもやりづらいでしょ!



「な、な~んちゃって。そんな簡単にさせてあげたりしないんだよーだ」

「だ、だよね。結構、びっくりしちゃったよ、ぼく。なんだ、ティアの冗談か」


「でも、ちょっとがっかり」

「え……?」

「ぼく、結構、ティアの事、好きみたいだから」


 うっ、この男――タカヒロのちょっと見上げてからのウルウル攻撃!

 どうしよう……なんだか、切なくなっちゃう。

 私、また、初めてをあげちゃうの!?


 だ、駄目よ。

 こんなんだから、前生は『ヤリマン』『サセ子』と呼ばれて、42歳で雷に打たれて死ぬのよ。

 このままだと、今生も同じ結果になってしまうわ。


 ティア、いい?

 今生は、処女のまま、おばあちゃんになってやるのよ!

 そして、男なんかを元気づけたり、男にくしたりなんかしない!

 逆に振り回しまくって利用してやるのよ!

 い~い?



 この後、私は、タカヒロに「成績が学年で1番になって、サッカーのレギュラーになって、全国大会にいったら『キスくらいはしてあげる』」という約束でごまかしたのでした。





       4



 みんな、聞いて!

 中学の時の男、タカヒロったら、あの後、成績が学年で3番になって、サッカーのレギュラーになって、惜しくも地区予選で準優勝まで行ったの!

 すごかったわ!

 約束の目標には届いていないけど、頑張ったご褒美に、ほっぺにチューしてあげたわ!


 エッチは我慢したわ。

 今回の人生では、ぜーったいさせてあげないんだから!

 どうせ、させてあげたとたん、皆、私の前からいなくなっちゃう事は分かっているのよ。


 でも、タカヒロは、エッチもしていないのに、ジョニーズに入っちゃったの。

 エッチさせてあげていないから、自信は前回よりもだいぶ少ないんだけど、それでも入っちゃったの。

 俺様過ぎない分、むしろこっちの方が私的には好き。



 そして、アイドルになったタカヒロは私の元を去っていった。



 高校生になった私は、そんな訳でフリーなんだけど、前回の人生と違って、男が次々に寄って来る展開は今のところ避けられているわ。


 あ、クラスメートのユキオだ。

 結構、オタクなのよね、彼。

 前回は見ている音楽アニメの話で盛り上がって、ちょっとさせちゃったら、急に輝いちゃってイケメンバンドマンになってメジャーデビュー。


 今回は絶対、ぜーったいさせてあげないんだから。

 むしろ、私からは近づかないようにしようっと。


 今回の人生では、男より、勉強よ。

 前回の人生よりいい大学に入ってやる!



 近づいてくる、秋の文化祭。

 前の時は、文化祭の前にしちゃったら、彼、急に輝いちゃって、文化祭デビューしたのよね……。

 今回は……無事、何もイベントは起こらなさそうね。


 あ。


 マグドで音楽アニメの特集記事を見ていたら、ユキオに話しかけられてしまったわ。

 えっ? 一緒にバンド組まないか、ですって?

 そんなに、顔赤くしちゃって、やっぱりコイツったらカワイイ!

 どうして私に声かけたの?

 声がアニメ声で可愛い?


 ――させてあげないけど、バンド組むくらいなら、いいよ!



 この後、私は、文化祭で仲良くなったユキオに「ギターがもっとうまくなって、インディーズチャート1位になるぐらいのバンドを組めたら『キスくらいはしてあげる』」という約束をしてしまったのでした。

 わ、私?

 私は文化祭でバンドは卒業したの。

 バンドマンの世界はチャラ男ばっかりで、陰キャの私には向いてなさそうだから……。





       5



 みんな、聞いて!

 高校の時の男、ユキオったら、あの後、高校生バンドでインディーズのチャート2位になって、メジャーデビューしちゃったの!

 すごかったわ!

 チャートの1位ではないから、唇へのキスはできないけど、頑張ったご褒美に、ほっぺにチューしてあげたわ!


 エッチさせてないのに、メジャーデビューしちゃうなんて……。

 本当に、前回の私の人生って何だったのかしらね。


 そして、メジャーデビューしたユキオは高校卒業後に私の元を去っていった。

 エッチさせてあげていないからか、全然謙虚なままで、こっちの方が私的には好きかな。



 私は前回の人生よりも2ランクは上の大学に入学した。

 私、がんばったの!

 というか、前回は推薦枠で無試験で入った大学だったのよね。



 それなのに――違う大学なのに、どうして彼がここに……。



 前回の大学で同じサークルだったクニミツ。

 研究バカ。

 将来の夢(研究)を聞いて、ちょっとサセちゃったら、急に輝いちゃって、俳優に。

 研究の夢はどこ行っちゃったのかしら。


 今回は絶対、ぜーったいさせてあげないんだから。

 将来の夢(研究)は、国の為世界の為だったのに、俳優だなんて。

 世界の損失よ!


 サークルもテニス系は避けないと……。

 前回はテニサーで出会っちゃったのよね。

 クニミツ、どうせ出会い目的だったのよね。

 私は純粋なテニス目的だったのに!


 ちなみに、前回の人生で私、そのテニスサークルで5人と付き合ったのよね。

 我ながらスゴかったのね、私……。

 もちろん全員、何かしら輝いて、私の元を羽ばたいていったわ……。



 よーし、『温泉同好会ケロリン』名前もカワイイし、ここに決めた!



 ――え、どうしてクニミツがこのサークルに?

 出会いの因果律丶丶丶丶丶丶丶からは逃れられないという事かしら。


 少し遅めの中二病丶丶丶を発症中だった私はそうつぶやいた。


 クニミツには近づかないようにしようっと――私からは。



 新歓コンパ――今はもう絶滅しているかもしれないけど、かつて、新入生を歓迎するコンパ(飲み会)というものがあったのよ――その場で、クニミツが私に絡んできたわ。


 クニミツは私より2つ上なんだけど、あいかわらず冴えない風貌をしていた。

 そこにキュンとしちゃうのよね……。


 でもでも。

 絶対、ぜーったいさせてあげないんだから。

 何、付き合いたい?


「××××××(世の中を救う発明)を大学在学中に成し遂げてから私に声掛けてきなさいよね」


『誰にも言っていない夢』を言い当ててしまった事で、彼はとても驚いていた。

 私も驚いた。

 失敗した――っ。

 マジで冷や汗だよっ。



 彼、やたらやる気になっていて、あっさり夢を成し遂げてしまいそうな悪い予感がしたから、追加の注文オーダーをする。


「私に声を掛ける為には、×××××(芸能事務所)のオーディションも受けてからにしなさいよね」



 よし、これで、大丈夫だわ。

 絶対、ぜーったい付き合わないし、させてあげないんだから。





       6



 みんな、聞いて!

 大学の時の男、クニミツったら、あの後、大学在学中に夢の××××××(世の中を救う発明)を成し遂げちゃったの!

 それで×××××(芸能事務所)のオーディションも受かっちゃって、大学在学中に映画出演もしちゃったの!

 それも準主役級で!

 これは私の言った条件をクリアしちゃってるの……付き合わないといけないかしら?


 でも、私、最後の一線を守り通したわ。

 結婚しないと、絶対出来ない、っていったわ。

 チューもほっぺまでよ。


 そして、大学卒業後、大手メーカーの研究所と俳優の2足のわらじで大忙しだった彼は自然と私の元を去っていった。

 やっぱりね。

 結婚前にシないで正解ね。


 でも、結婚もしないですけどね。

 前回の人生では、結婚するのが夢だったけど、きっと結婚後に離婚が待っているパターンなのは分かりきっているのよ。


 私、今回の人生では、ぜったい『ヤリマン』って呼ばれたくないの。




 私は前回の人生よりも3ランクは上の会社に入ったわ。

 私、超がんばったの!

 でも、――分かっていたわ。


 違う会社だけど、ヨコヤマさん――先輩がいるって事を。



 彼は、頼りない先輩で、元気を出してもらおうと、ちょっとサセちゃったのよね。

 そしたら、とたんにどんどん出世。

 社長と社長令嬢の目に留まっちゃって、社長令嬢と婚約&逆玉婚。


 絶対、ぜ――ったいさせないんだから!




 ヨコヤマ先輩が仕事に失敗して落ち込んでいても、私は心を鬼にして、声を掛けなかった……。

 でも、ヨコヤマ先輩の落ち込んでる姿は、私の目を捕らえて話さなかった。


 私は時々誰にも見られないようにして、彼の好きな銘柄のブラックコーヒーの缶を匿名で差し入れしていたわ。



 ――そしたら、どうやらその瞬間を彼に見られていたの!



 かれは、少しドモリながら、私を1対1のお食事に誘ってきたの。

 それが可愛くて……。

 私、いったいどうしたらいいの……。



 お食事には行ってきたわ。

 でも、ぜったいダメ。

 絶対、ぜ――――ったい、許さないんだから!



 彼には、「部長まで出世したら付き合ってあげる」と条件を出したわ。


 部長まで出世したら、きっと社長と社長令嬢の目に又とまっちゃうわね……。





       7



 もう、みんなも分かっていると思うけど、ヨコヤマ先輩は出世して部長になったの。

 私とシていないから、そんなにイケてない感じなんだけど、それでも社長令嬢からアプローチを受けているらしいわ。

 前回の会社よりも3ランク上の超美人箱入りお嬢様の社長令嬢から。


 本当に、前回の私の人生の意味……。



 そして、実は私に困った事が起きたの。

 貴方にはもう教えたと思うけど、私にはヨコヤマ先輩を含めて、付き合う寸前まで行った男がこれまで4人いるわ。


 タカヒロ、ユキオ、クニミツ、ヨコヤマ先輩。


 彼たちに、私がこれまでずっと言ってきた事があるの。



「少なくとも25歳になるまでは、誰とも付き合わないし、そういうHな事もする気はない」

「結婚を前提じゃないと付き合わない」

「結婚してからじゃないとHはする気はない」



 25歳になるまで、私は、恋をしそうになりながらも、最後まで心を許さなかったし、体も許さなかった。

 何度かR18ギリギリのところまで行ったことはあったけど、危うく危機を回避してきたわ。


 今回の人生では、私の近くにはヨコヤマ先輩がギリギリ残っている。


 でも、ここで結婚を前提に付き合ってしまってしまうと、なし崩しに体を許してしまって、また前の人生と同じようになるんじゃないか……。

 そう思うと、それ以上の深い関係には到底なれなかった。

 社長令嬢にも目をつけられちゃってるしね、彼。



 私は、今度こそ『ヤリマン』と呼ばれない人生を送りたい。

 やっぱり、生涯独身、処女を貫こう。



 うん。今回の人生では、誰とも男女の関係にはならなくてもいっかな……。



「ピンポーン」

 「ピンポーン」

  「ピンポーン」

   「ピンポーン」



 あら、誕生日プレゼントが4つも……。



 4つ別々の宅配業者が私になにか荷物をとどけてくれたわ。

 えっと……?

 1つは、ヨコヤマ先輩か。

 他は田舎の家族からかしら?



 あら、他の3つはタカヒロ、ユキオ、クニミツの3人からだわ!

 みんな超懐かしい……。

 3人とも、海外からだわ。

 みんな、世界を股にかけて活躍しているのね。



 えっと……?

 ええ!? 4つとも、すごい大きいダイヤがついた指輪が入っていたわ……。

 どれも私の指のサイズにピッタリ!

 ――えっ?

 全部にプロポーズの手紙がついてるわ。



 前回の人生を含めても初めてプロポーズされるから詳しい事は知らないけど、プロポーズって手紙でするものだったかしら?



 えっと、何々、何ですって?

 ――25歳までは結婚しないというから、25歳の誕生日まで待ってました。僕と結婚してください。大事な仕事から手が離せなくて、手紙でごめんなさい。……ですって。4通ともほとんど同じ内容だったわ(白目)。




 ぴろん♪

 その時、頭の中に何か変な音がした。


 え。何このメッセージ?

『4人からの愛情がMAXになった事を確認しました。この4人が貴方を裏切ることは100%無くなりました。貴方は誰を選びますか?(4人まで選択可能です。) システムより』


 え、何それ。システムって。

 ていうか、『4人まで(全員)』って何よ。




 ぴろん♪

 また鳴った。


『ティア。また君はポイントをかなり貯めてしまっているね。ちょっと貯めすぎだよ。だから、この特典は君のポイントを消費する為のプレゼントだよ。しかし良くやったね。やはり、男には尽くすのではなく、良い意味で振り回す事が1番だよね。 神より』


 今度は神様だ。

 え、私またポイント貯めちゃったの?




 じ、じゃなくて、私、今回の人生では誰も選ばないわ。







 今生は誰ともぜったいしない、処女のままおばあちゃんになって『ゼッタイヤラナイマン』と呼ばれるんだから。










 絶対、ぜーったい、しないし、させないんだから。












 本当に、絶対の絶対よ。




























 どんなにスクロールしても、絶対の絶対に絶対なんだから。






































 でも、どうしよう。


 4人全員からプロポーズされるなんて。



 しかも『絶対に裏切らない』って。






 それも、前の人生でも特に好きで、強く記憶に残っていた4人から。







 複数はありえないけど、1人ならありかな?









 貴方だったら……どうする?









 貴方だったら、誰を……選ぶ?










 ~fin~









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前世でヤリマン呼ばわりされた私ですが、今度こそゼッタイヤラナイマンとして生きていきます。 黒猫虎 @kuronfkoha

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