第4話  18歳と19歳の女の子に、ありがちなミス。「私、大人扱いしてもらえちゃった!」気分良く、しないこと。だまされやすく、なるんだからね!

 どうか、泣かないで。

 泣くなら、知っておかなくっきゃだめだ。

 「キャンセルは、無理っぽい。今までは、18歳とか19歳なら、間違えましたって、キャンセルができたのに…。今年から、できなくなっちゃったなんて…。私、知らなかった」

 勉強不足、だよ?

 お母さんたちも、教えてあげなくっちゃ。

 「法律変わって、18歳と19歳が成人扱いっていうの、私、忘れてました…」

 ありがち!

 「どうしよう…私、自動車免許、もっていないのに。大学には、自転車で通おうって、思っていたのに!」

 寝転びながらスマホをいじっていたから、そうなっちゃったんだよ。

 こんな広告文に誘われる子も、多くなる。

 「大人の、あなたに!」

 「18歳で、大人!美しい、あなたへ!」

 「19歳も、大人!輝く、女性たちへ!」

 「もう、子どもだなんて、いわせない」

 「最高の、シンデレラ」

 簡単に、釣られちゃうかもよ?

 大人の女性に憧れる子は、注意かもしれない。

 男性とは、たぶん、捉え方が違ってくる。

 性差別したいわけじゃあ、ないけれど…。

 男性は、こう思う。

 「大人扱いされたいけれど、待っているのは、面倒。俺は、今17歳だけど、18歳ですよとウソをついちゃえば良い」

 こういう感覚であることが多いので、男性は「大人の、あなたに!」と勧められても、心は、たいして動かない。

 「大人の、あなたに?」

 「いや、別に、俺、大人じゃないし」

 「大人ですよって、ごまかしたいだけ。別に、大人じゃないし」

 女性のほうは、真面目だ。

 成人として、ちゃんと、誰からも扱ってもらえるように、ウソをついたりしないで、しっかりと、待つんじゃないだろうか?

 だからこそ、女性は、注意。

 「大人の、あなたに!」

 法律が変わって、20歳にならないと買えなかった物が、買えるようになっちゃう。これで、だまされやすくなるからね。

 「私、大人扱いしてもらえちゃった!」

 気分良く、しないこと。

 たとえば、サブスクで、変なものを、ずっと持たされちゃうことも。







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