夫の服ってどうしてる?
夫の服。
結婚してからずっと気になっていることがある。
世の中の妻というのは夫の服をどうしているのだろうか。
子供の頃の記憶を辿ると、専業主婦だった母と平日にデパートにいったとき父の服を選んだ記憶がある。
でも、高校の家庭課の授業では服は試着したり状態をよく確認して買うようにと習ったしなあ。本人のいないところで買って、気に入らなかったら微妙だし。
自分の服は通販で買うくせにそんなことは棚にあげて考える。
夫は私の服を選ばないのに、夫の服を私が選んでいいのだろうか。
だけれど、夫は放っておくと色のあせた何年も前のライトオンの服をシワシワのまま着ているときがある。
独身の男性ならば仕方が無いが、結婚している男性というのはもう少し小綺麗にしているものだ。
おそらく、既婚者の男性がモテるというのは妻の存在というか妻によってメンテナンスされていることもあるのだろう。
既婚者が魅力的に見えるというのは、別に人のものだからという訳ではなく、食事や生活環境、衣服において一人暮らしの男性では気が回らない部分に「妻」という存在の視点が入ることによって、グレードの高い物に囲まれるようになるからではないだろうか。
それなら、結婚した私も夫という男性してんからの指摘でモテる女に進化できるのだろうか。
夫好みにメイクをして、洋服も夫の好みに……やっぱり面倒くさい。というか、いくら良くても自分が好きじゃなければすぐに着なくなる。
きっと、夫もそうだろう。
というわけで、夫の服はできるだけ夫の意見を取り入れることにした。夫の服はあまり通販で買わないで、一緒に店舗に見に行く。
そして、できるだけ夫のもっていそうな服を選ぶことにした。もっていそうということは、今までの人生で夫がよく好んできたパターンなのでそういう印象に残っていると考えたからだ。
あ、アイロンがけは自分でしてもらってます。
最近は私の服にもアイロンをかけてくれるようになったので、夫はすごい。
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