第8話照之の決意
幸子と照之と明は、自宅にいる。幸子と明は、部屋で眠っている。時刻は、深夜1時を回っている。照之は、台所のテーブルの前の椅子に座っている。「絶対に守るぞ!」照之は、少し大きな声で独り言を言った。「明は、大事な俺の一人息子だ。」「左腕に障害があるから自立するのは、難しい。」「育てるのも簡単ではない。」「俺が助けてやる、だから、お前も頑張れ!!」明に対しての色々な感情が入り乱れ照之は、涙が止まらない。初めて親になったこと。初めての一人息子が左腕に障害を持っていること。仕事の不安、幸子との関係、それらが照之を正気でいさせられなくしている。「フゥー!フフーン!」歌を歌いながら照之が踊りだす。「何とかなーれー!何とかーすーるー!!」「ガガビョン!!」何故か照之は、少し冷静になった。「幸子ともっと話し合わないとなあ。」照之は、急に自分に自信がなくなった。「明を守る!!でも幸子にも頼りたい。」照之が結論を出す。「幸子に頼りつつ、明を守ろう!!」落ち着いた照之は、寝室に行って寝ることにした。
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