第22話 姉と母

姉との生活は楽しかった。

僕は学校から帰ると私になった。


姉とのセックスに溺れた。


アナルバージンをペニスバンドで奪われた時は少し痛かったが

姉の物になった感覚に満たされた。


2人の行為はどんどんエスカレートし

姉は私を縛り、首を絞めるようになっていた。


縛られる内に、被虐的な快感よりも身動きが取れない感覚が

私を快楽に沈めていた。快楽の棺だ。


僕も姉も、なんだかオカシイ。




母が亡くなった。

葬儀では新しい家族が来ていた。


棺に入る母を見て、僕のおちんちんは固くなった。


「僕も死にたいなぁ。嘘だけど。」


誰にも聞かれないように、そっと、そっと、母に告げた。

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